ドレスデンはずっと憧れていた街でした。風景写真も紹介いたしましょう。
人口52万人 エルベ河畔のフィレンツェとも呼ばれています。
フラウエン教会 1726年着工 プロテスタント派市民の聖堂 ドレスデンの花の聖母教会
1945年2月12~13日の空襲で壊滅 1993~2005年再建
ドレスデン城 「歴代君主の馬上行進図」 1123年~1904年のザクセン王 35人の騎馬姿 全長101m
約2万4千枚におよぶマイセン陶器の壁画、大戦で爆撃を受けてもなお無傷で残ったのは奇跡
ザクセン王朝の繁栄を物語る城内の豪華な広間や宝物は圧巻です。
ツヴィンガー宮殿 1732年完成 バロック様式 現在はアルテマイスター絵画館
数々の所蔵名画の中でも特に有名なのは、ラファエロ作「システィーナのマドンナ」
上目遣いの2人の天使クン この部分だけのプリントグッズは目にしますが、全体を見るとなるほど
柔和なタッチで、人物の配置と視線の交錯が織り成す不思議な空間
現代の3D技法にも価する立体的な構図も傑作たるゆえんでしょう。
ザクセン州立歌劇場 ゼンパーオーパー
1816~26年建設 ドイツ最古のオペラ座 初代音楽監督はウェーバー
ワグナーの「さまよえるオランダ人」と「タンホイザー」の初演はこの劇場で行われました。
第二次大戦の空襲による破壊から約40年間の復旧工事を経て、1985年再建完成
旅の目的のひとつはドレスデンでのオペラ鑑賞でありましたので
ヴェルディの「エル・トルヴァトーレ」と「ラ・トラヴィアータ」を観ました。
現代的でシンプルな舞台演出でしたが、豪奢な劇場の雰囲気を堪能することができました。
宮廷教会 1739~54年建設 王室カトリック大聖堂 地下は王家の墓所

