スペイン国営放送2チャンネルが制作した番組を録画したディスクをいただきました。
先日バックナンバー雑誌を買った業者からの小包に同封されていたもので
いつも鉄道関連のコピーCDを添えてくれます。
今年の2月に南米旅行をした時に、ペルーも周遊しましたので、興味深く見ました。
フェロビアル・アンディーノ
リマ(Lima) ー ウアンカーヨ(Huancayo)間 335km 所要11時間
建設は19世紀末~20世紀初頭 アメリカの援助で建設
トンネル数68 橋梁数61
100年前に架けられた高架鉄橋
建設に際しては移民労働者たちの多くの人命が失われたとコメントされています
断崖絶壁の渓谷を縫って走ります
アンデス山脈の峠の最高地点 4900m
ここはチベット青蔵鉄道が完成するまでは、鉄路における世界最高地点でした。
ちなみに現在の鉄道最高地点は、中国の唐古拉(タングラ)峠 5072m
途中で高度順応しないままに、一日で5000mの高度に達するのは無理があります。
高山病の症状を呈する乗客のケアに備えて、看護士も同行、車内で酸素吸入も可能です。
途中で鉱山の町を通り、終点のウアンカーヨに到着。
スペイン植民地時代のコロニアル風の町、折りしも祝祭の頃。
地面を花模様で飾り、その道を歩んでいく聖週間の行列が印象的でした。
なお、この列車の始発となる、リマのデサンパラドス駅は
2011年3月2日付のブログで紹介しております。
注 画像はパソコンの画面から複写したものです

