かつてグラナダを走っていた路面電車について調べてみました。
1993年までヘニル公園に展示されていた車輌
記憶の片隅に残っていますが、当時は関心がなかったので、写真は撮らずじまいでした。その後は撤去されて解体されてしまったのでしょうか・・
営業年代 1904年~1971年
営業キロ数 100km 13路線
所有車輌 駆動電車40台、牽引客車206台
歴史
1875年 最初の鉄道敷設計画の起草
1900年 プラサ・ヌエバ広場を基点に着工
1904年 プラサ・ヌエバ~プエルタ・レアル~車庫間の路線開通
1912年 ラ・ガビア開通
1914年 サンタフェ~アタルフェ開通
1918年 チャウチナ開通
1922年 アレンディン~ラ・スビア開通
1924年 トゥルカル開通
1941年 ピノス・プエンテ~フエンテ・バケロス開通
一般にはお馴染みではない地名の羅列ですが、20世紀初頭のグラナダ近郊地域に路線網が広がっていく様子がわかります。
さらに、シエラネバダ電鉄についても参照してみました。
エル・ドマホ村に保存されている電車
営業年代 1925年~62年
歴史
1906年 最初の建設構想
1919年 会社設立
1921年 建設開始 ヘニル川~ピノス・ヘニル間 14のトンネル、20の橋を擁する路線
1925年 グラナダ~ゲバル・シエラ間の営業運転開始
1927年 マイテナまで開通
1947年まで、内戦と大戦の混乱でマイテナ~バランコ・デ・サンファン間の工事は中断。標高2200mのシエラ・ネバダ・スキー場までケーブルカーを建設する計画も中止。
出典 資料画像はWikipediaスペイン語版より。