今日は欧米圏ではイースターの祝祭日。
カトリックの伝統が色濃いスペインでは、聖週間(セマナ・サンタ)の宗教行事として、一週間にわたって、イエス・キリスト、聖母マリア、使徒像を豪華な御輿に載せて繰り出し、厳粛な行進をしながら市庁舎広場や大通りに設けられた花道を通り、大聖堂に参拝します。
61の信徒会が総計120台の御輿を日替わりで担ぎ出すのですが、今年は連日の雨に祟られて、全体の半数以上に及ぶ信徒団の行列が中止となってしまいました。16世紀に遡る祭事の、少なくても記録が残っている中では前代未聞のことだと地元の人々は嘆いています。
復活の日曜日が最終日。ようやく青空に太陽が輝いて、お祭りを締めくくる最後の御輿は、市民の喜びを一心に集めて華々しく市内を練り歩きました。
ひさびさのメルクリンネタです。復活祭の卵の由来はつまびらかではありませんが、メルクリンZの貨車シリーズには復活祭をテーマとした可愛いデザインの車輌があります。
プラスチック・ケース入り貨車
3つは卵型、1つはうさぎ型、計4種
どの機関車に牽かせたら似合うでしょうか。テンダー機は大きすぎるので、BR89豆タンクあたりでしょうか。年初めに入手した緑バージョン、新緑の季節を思わせます。
アーチ橋の上のイラスト貨車4輌編成
こんなアンティック絵葉書を見つけました。
1912年製 100年前のポストカード
カラフルなエッグ・トレインにうさぎたちが乗っている様子はかわゆいのですが、檻に入れられているので、列車が着いた先で食べられちゃうのでしょうか・・気分はドナドナ♪