アントファガスタ駅構内には興味深い珍種の車輌が保存されています。公式な鉄道博物館ではないようですが、敷地内や柵越しに見ることができます。
シーソー式 人力トロッコ
これを漕いで走ってみたいです。登り勾配はキツイでしょうけれど。
映画「小さな恋のメロディ」のラストシーンはマークレスターとトレーシーハイドが二人でこんな車をこぎ合いながら廃線の野原を去っていった記憶があります。
クレーン車輌
驚いたのは次の車輌。これまで模型や雑誌でしか見たことがなく、実物に接するのは初めて。鉄道史におけるシーラカンス的な機種。
蒸気式トラクター 質実剛健さと安定感
まるで車輪付きの大砲のような風格
植民地時代の大規模なプランテーション農業に使われていたのでしょう。大きな車輪が唸り音を立てながらグルングルン回っていたのですね。
現代彫刻 鉄細工アートオブジェ
タイトルは銘記されていませんが。自分なりに名づけるとすれば「武装機関車に乗ったドン・キホーテ」
