アランフェスから南下してアンダルシア地方へ向かう路線と、
バレンシアを中心としたレバンテ地方に向かう路線が分かれる分岐点。
鉄路の要衝としての役割は新幹線が取って替わってしまい、まもなく開通するバレンシア新幹線の営業と共に、これから益々衰退の一途を辿っていくのでしょうか。
アルカサル・デ・サンファン駅の外観
ホ-ムに滑り込んでくる中距離列車
昔日の栄光を物語る貴重な写真
全盛時には繁盛したであろう駅前バルの壁に展示フォト
立派なカイザー髭の乗務員、当時の鉄道マンはエリートだったのでしょう。
19世紀様式の小型客車も目を惹きます。
駅構内の片隅に展示されていた蒸気機関車
20世紀中期にかけての製造と思われる機関車
放置されて保存状態が悪いのが残念
駅の壁の落書きグラフィティも鉄道テーマ
新旧対照の絵柄がいい味を出してます。バーチャル列車がリアルのホームに入ってくる感じ、ペインターも鉄道ファンとお見受けしました
ラマンチャ地方はドン・キホーテに登場する風車で有名です。
最もスペクタクル的な風景のカンポ・デ・クリプターナ村はさほど遠くありません。各駅停車で数駅、路線バスも出ています。時間に余裕があれば、お泊りで訪れるのがお薦め。
風車の夜間ライトアップは幻想的 ちょっとレアな写真


