本日、ドイツから入庫。
ルートヴィヒ車輌シリーズの中では唯一の動力客車。
一連のルートヴィヒお召し列車は、Marklin と Railex の共同製作ですが、これだけは例外で、アメリカの Micro Trains のリリース。しかし、仕上がりにはいささかの遜色もありません。
初めはその存在も知らなかった客車ですが、ルードウィヒ関連の模型を調べていく中で、この車輌の画像を発見して興味をそそられました。高値で取引されているレア物ですが、この1か月間に何台か出品されていて、割合リーズナブルな価格で落札できました。
今月初め、日本に帰国する前夜に競り勝ったのですが、先方が指定する銀行口座への振込みがどうしても間に合わず、至急メールを打って、帰西するまで待ってもらいました。度量が広い人だったので助かりました。入手困難な製品を良心的な値段で提供している業者で、注目しているセラーのひとりです。
先に書いたトリスタン号が牽引するお召し列車用で、その目的で購入。最初はロイヤルブルーのバイエルン・テンダー機 S3/6にお召し列車を牽かせることを目標としていましたが、19世紀のドイツ機関車に関する時代考証を進めていくうちに、むしろトリスタン号こそが、王室列車を牽く正統な機関車であることが判明。
これで当時の姿により近い編成による運転が実現しそうです。
注 画像にあるイランの細密画が施された小箱は商品とは別物。