今日、長らく修理を頼んでいた機関車が戻ってきました。
5月に新品で購入したにも関わらず、1週間も経たないうちに壊れてしまったのです。
まだ、eBayオークションを知らなかった頃で、ドイツ・アマゾンに比較的廉価で提供されていたスターターセット。
全く読めないドイツ語を エキサイト翻訳を使って日本語に変換しながらなんとか購入しました。
精巧さを誇るメルクリン製品にしては、珍しいケースと思われます。
レイアウトボードの上を快調に走っていたのに、突然コトリと音がして、止まってしまいました。
問題の箇所はロッドリンクで、動輪の留めネジが抜けています。
そのままネジを入れようとしても駄目で、見ると挿入穴に亀裂が入っており、自分で補修することは無理と判断。
地元の行きつけの模型店に持っていくと、明らかに不良品と思われるので、領収書と補償書と共に代理店に送れば、おそらく無償で修理できるだろうとの返答です。ちなみにスペインのメルクリン総代理店はバルセロナにあるとのこと。
「ただし、かなり日数がかかるだろうけれど・・今年の1月に修理を依頼した顧客のHO車輌がまだ届いていないぐらいだからね」と前置きされましたが、他に成す術はありません。二つ返事で承諾しました。
修理を頼んだのが5月20日のこと。そして、出来上がって返送されてきたのが9月2日、3か月半ほどかかっています。
受取証に添付されていたメールでのやりとりの書面を見ると、スペインの代理店から、さらにメルクリン社に発送して交渉してくれていることがわかり、本当に感謝。
この商品は、メルクリン社または契約店からの直接購入ではなく、第三者を通じて買ったものなので、無償修理の範囲外であるとのコメントもありますが、最終的には全てのコストはメルクリン社側の負担で補修してくれたようです。
メルクリンは昨年破綻して再建中。経営がキツイといわれているこの状況下で、実に有難いことであります。
このモデルは日本のC56にちょっと似ています
