さくらネコて知ってますか![]()
さくらネコてのは、
俗に言う野良ちゃんを避妊去勢手術し
ごはんや排泄物のお世話を受けながら
地域で暮らしていく、
飼い主のいないニャンコさんのことです![]()
最近では耳を一部カットすることで
「この子は手術してますよ〜」てことが
分かるようになってきました。
我が家に現れたさくらネコくん。
男の子は右耳を、
女の子は左耳を、
それぞれV字にカットしています![]()
さくらネコを取り巻く環境は
地域によってもかなり違うのでしょうが、
種子島においては
「妊娠してても産ませない」という考えの
病院があります。
多くの場合はそうなんでしょうけど、
私個人は「妊娠してた
セーフ
」と
堕胎手術をするヒトの感覚が
少し恐ろしくも感じてしまいます![]()
吉岡家の子猫部屋に
白い、尻尾の短い成ネコちゃんがいました。
彼女の名前はよしこさん。
他のところから堕胎手術を受けさせられ
その後遺障害で自立排尿が出来なくなり
さくらネコとしては戻れなくなった方です。
ひろみちゃんが引き取りました。
よしこさんはおそらく妊娠後期だったのかな。
なんと母乳が出るんです![]()
よしこさんが子猫部屋にいると
「おっぱい〜![]()
![]()
」とねだってくる
子猫たちが大勢います。
中にはこんな体格差の子たちも![]()
当然ながらニャンコの世界も弱肉強食![]()
カラダの大きな子が飲み切ってしまい、
本当にミルクを必要としている
チビちゃんたちに回ってこないこと多々![]()
頑張って飲むけど
お腹がいっぱいになることはないんです![]()
そんな時どうするかって![]()
決まってますがな〜人間の出番ざんす![]()
お腹が膨れてない子をひとりひとり確認し
パウチや子猫用ちゅーるを
直接口に持っていって食べさせるのです![]()
まあ〜これも結構大変![]()
「早く早く」と脚を登ってくる子や、
「こっちにもよこせ」と割り込んでくる子、
あんた必要ないっしょ
て子の方が
食に関しては貪欲![]()
![]()
まあでも、食べることは生きること、
だからね。
子猫は特に状態が急変しやすいから
とにかく気を張ります![]()
この子は誤飲か、はたまたその前から患っていたのか、レントゲンを撮ったら肺が真っ白で酸素室に3日入りました。
子猫はカラダが小さいだけに
ほんのちょっとの異変でも大事に至ります![]()
「小さ〜い
」「可愛い〜
」だけじゃ
済まされないんです![]()
私が滞在してる間だけでも
2匹の子猫が容態急変し、急死しました![]()
ミルクボランティアなんて言葉も
最近よく出てくるようになりましたが、
2.3時間置きにミルクをあげるそのような方。
私は尊敬しちゃいます![]()
そしてインスタでひろみちゃんを
フォローしてくださってる方ならわかる
『噛み犬クロちゃん』
クロはご主人に叩かれて叩かれて育ち、
人間に噛み付くようになりました![]()
そんな愚かな躾をしていたご主人が亡くなり
今では親族や、西之表市のボランティアさんが
檻に入ったまんまのクロの世話をしてました。
そんなクロのことをひろみちゃんが
インスタに上げたら、
急遽「クロちゃん基金」が募りました![]()
クロのために作られたハウスです![]()
これを読んでる方で、
クロに思いを寄せてくださった方も
少なからずいらっしゃると思います。
ありがとうございます![]()
こんな立派なハウス建てることが出来ました![]()
そしてついに
クロ、幸せへと歩き出しました![]()
![]()
![]()
全てはヒト、人間次第です。
生まれた時からの悪人がいないように、
イヌやネコだって悪い子はいません。
私の好きな島が、
もっと命を大切にする人たちで
溢れかえりますように…
ひろみちゃん、
寝る間も食べる間も惜しんでるから
日々の無理が祟って現在肺炎発症してます![]()
来てくださる島内在住のボランティアさんも
なかなかいない状態です。
ひろみちゃんにこういうことがある時に
すぐに駆けつけられない自分が
すごく悔しい![]()
ひろみちゃん、
どうかどうか自分のことも労わってください。
祈ることしか出来ないけど![]()
種子島アニマルレスキューに幸あれ![]()
☆Fly again☆







