我が家のダンナの仕事は外仕事。
とは言え生粋のガテン系というわけではなく
なら何かの職人さん
というわけでもない。
「ダンナさん、仕事何してるの〜
」
て聞かれることもあるけれど、
その時は私はめんどくさいから
「エクステリア職人だよ〜」と言う![]()
エクステリア
門扉とかカーポート、ウッドデッキとかを取り扱ってるやつね![]()
でも実際のところ本人には
「オレ、職人
」ていう確固たる意識はなく
立場的な話でいうと
『各職人さんたちの手伝い』て感じ![]()
そんな仕事をしている我が家のダンナ。
大事な大事な大黒柱なんだけど、
イマイチ仕事に対する熱意というのがない、
というかほぼなかった![]()
![]()
![]()
あれやりたい
これも興味がある
という
私からしてみたら信じられない話で、
過去に転職ばかり繰り返していた頃は
衝突したことも一度や二度ではない![]()
仕事を決める時も
「サービス業は嫌」
「デスクワークはPC出来ないから無理」
「運送会社は運転気疲れしそうだからやだ」
と、こんな感じで全て消去法![]()
![]()
![]()
これまたさらに私の怒りを買う起因に![]()
しっかりしろ〜![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
と言いたいことばかりだったけど、
今の職場に入ってからは
意外にも
長続きしていて。
私が家出をしていた数年間は日曜のみ休み、
月出勤26日とかで頑張ってくれていた。
私が無事に今の家に戻ってくることが出来てからもそのペースを変えていなかったんだけど、
さすがに疲れが抜けないみたいで
見ていてもしんどそうだった。
それで「週休2日とかにしたら
」と提案。
ちょうど時期的にはコロナで大騒ぎしてた時。
会社側からしてみても大丈夫だろうてことで
思い切って水曜日もお休みにしてもらえた![]()
それからダンナ自身のコスパは
みるみる良くなり、
休む必要性がどれだけ大事かを体感出来た![]()
で、先日の話なんだけども。
ダンナがよく一緒に組んで仕事をしていた
ある職人さんが倒れてしまった。
その方のお宅にはカムイと同い年の長男、
高校生の長女、中学生の次男がいて。
長男くんは大学生なのかな
て思ってたら
「知的障がいがあるらしくて、作業所に通ってるみたいだよ」とのことだった。
その職人さんはダンナの会社では
一番日当を貰ってるくらいの重要人物で。
請け負っていた仕事もすごく沢山こなしてた。
子どもたちに一番お金がかかる時期だからね、
父ちゃん頑張らねば
て感じだったよね![]()
タバコ吸わない、夜も早く寝る、
暴飲暴食するわけでもない。
全然不摂生とは無縁な生活だったのに、
それなのに脳梗塞で倒れてしまった。
聞いた話では先週倒れてから
未だに意識は取り戻していないらしい、、
「うちらも健康気を付けなくちゃいけないね」
と話したのはもちろんだが、
それ以上に私の中で引っかかることを話した。
今年あっき大厄だけどさ、厄年て自分の身に悪いことが降りかかることを言うんじゃなくて、自分を取り巻く環境が大きく変わることも指すらしいよ?
これにはダンナもビックリしていて、
え?てことは、今回職人さんが倒れたことで俺自身の周りの環境が変わるてこと?
端的に言うとそうだよね。
それから私たちは真剣に仕事論を重ねた。
いつも受け身なダンナだけど、
「職人さんが倒れて穴が空いた分、自分で補えるところはやってみる
」て![]()
おー、ついにこの人、
仕事に対して覚醒しましたなあ
と、
私は少しばかりでない嬉しさを感じました![]()
それからの変化として。
いきなり勢いだけで仕事のスタイルを変えるのではなく、まずは小さな改善から![]()
これまで8時出勤なのに
ギリギリでタイムカードを押していた![]()
(たまに8:01とかの時もアリ。「タイムレコーダーが時間早いんだよ〜」とか言うけど、そんなの言い訳です
)
それを改善するために、
朝、いつもより5分早く家を出ることに。
意外とこれ、難しかったりするよね![]()
それから自分から率先して
「自分に出来ることあれば言ってください」
と社長に言えるようになったこと。
ホント小さな変化かもしれないけれど、
「仕事とは
」というもので
甘い考えしかなかった人間の成長。
仕事は我慢料、なんて言葉も聞くけれど
どうせならイヤイヤ取り組むよりも
少しでもやりがいや楽しみを見出しながら
働いていきたいじゃん。
私は良い方向、皆んながハッピーになれる方向に進んでいくダンナの姿が素直に嬉しい![]()
かと言って無理してるんじゃないか![]()
と感じることも一切なく、
ほんと自分から動いてみよう
て感じ![]()
ヒトって、ほんの少し背中を押すだけで
変わることが出来るんだな〜。
そんなことを体感した次第です![]()
ダンナは自分へのご褒美として、
前々から気になっていた財布を買った!
気に入ったモノを持てるてのも
仕事に対する取り組み方が変わるよね。
まだ意識が戻らない職人さん、
お会いしたことないけれど
うちのダンナに『気付き』を与えてくださり
ありがとうございます。
1日も早く意識を取り戻して
またご家族と元気に過ごせますように![]()
![]()
☆Fly again☆
