はいはいはいはい、まだ寝てるよ、
うちの夜更かしBOY真顔


私たち夫婦は北出身だから、
今ぐらいには既に新学期が始まってるくらいなんだけどねー。

チーバは8月末まで休み。

いいよなあ、都会っ子めえーん








さて、夏休みを活かして親族が経営してる舗装屋さんの仕事を体験したカムイさん。

「自分には向いてない」と。

で、聞いたわけ。
「現場には何日入ったのさ?」

「1日だよ」

……マジかあゲロー

たかだか1日、現場でスコップ持っただけで根を上げましたとさ!







母「中卒だと、あんな感じのお仕事ばかりだぜ?力仕事はあんたに向いてないよ」

カムイ「うん。でもオレ、普通に進学しても辞めると思うよ」

母「とりあえずさあ、この間渡されてた高校のこと書いてある冊子、目通してみー。あんたは絶対、I工業の建築科が向いてると思うんだけどなあ〜」





そー。彼、空間認識能力高いのよね。

保育園お迎え行った時に、

「こんな凄いお城作ったんです!」

て、担任の先生がLEGOの作品見せてくれてさ、母ちゃんおったまげたことあるさあ。




たまあにいるじゃん?

『図工と体育だけ5』

な生徒さん。
カムイ、どうやらそのタイプ。







「藍ちゃん!倍率1ないよ?」
ん〜?なんの話だ?

冊子に目を向けてみる。


はっ‼️

「そこ向いてるよ」と話した
I工業建築科の倍率が0.92‼️


母、ニヤリグラサン

「はい〜、決まりだね。倍率割れしてるなら、そこ前期で受けるだけ受けてみ。それでダメなら、後期で夜間の方に行けばいいさあ」

夜学は私経験者だし〜。




カムイ「定時てさ、4年も通うし、学校行事があんまりないから出来れば行きたくない」

母「んだね。確かに学校行事はあまり充実してないかな。でも藍ちゃんは3年で卒業したよ」

カムイ「えー、でもやっぱやだな」

母「あんたは全日制通って、夕方からどこか近くでアルバイトしながら社会勉強した方が向いてるよ。勉強なんか今更どーでもいいさ、だけど提出物だけ完璧にしな」





さあ、10月にI工業、学科見学げあるみたいだからね。顔を売りに行ってこい、息子よ。

母は関心ないフリしながら、
黒子に徹して見守っていきまする。







☆Fly again☆