11月1日。
いつものように、オムツを取ってあげて、ゲージから出す。
すると、
いや、待て。ヒート(生理)かもしれない。
とりあえず様子を見てると、
あー、よかった!と胸をなでおろすが、
ダンナが帰ってくるまで病院や勤務先に、あちこち連絡をする。
診察室で、こんなことを告げられた。
「血尿です。うちで内科的な事をしてあげるのは、あとは強い抗癌剤治療をするくらいです。この子にとって、それが果たして幸せなことかと考えると…」
先生の言いたいことはわかっていた。
だから私はこう答えた。
「わざわざ辛い思いをさせてまで、延命は考えていません。緩和で十分です。ありがとうございます」
…もう、病院に来ることもないな。
私はそう悟った。
だから、1日1日を大切に過ごそう、精一杯生きよう、それでいいじゃないか。
今ちょうどさ、自殺志願者を殺した、てゆーニュースが世間を騒がしてるけどさ。
私は言ってやりたいよ。
「だったらあなたの命、この子にくれよ!」
ほんと、言ってやりたいよ。マジに。
Wあんちゃん、負けません!
…目つき悪いなあ、私。笑
☆Fly again☆