こんにちは。
バレエマット・ダンスマット専門店『 Luillet(リュイエ)』
店長のyukiです^^
もしかしたらご存じかもしれませんが──
昔のバレエ教室では、木材でできた床で踊っていたそうです。
その話を聞いたとき、
木の床の上で、優雅に踊るバレリーナの姿を想像して
「えっ!素敵!!」とテンションが上がりました^^
…でも現実は、ちょっと違ったようで。
木の床はとても滑りやすく、
そのままだと踊りにくいどころか、怪我の危険もあったんだとか。
そこで使われていたのが──松ヤニ。
※松ヤニとは、マツ科の木から分泌される天然の樹脂のことです。
今でもトゥシューズの滑り止めとして使うことがありますよね。
松ヤニを床にまくと滑りにくくなるけれど、
シューズの底が黒く汚れたり、
(おかげで床がキレイになったとかならないとか)
何度もまくうちに逆に滑るようになったり、
さらには、床の松ヤニをはがすという作業まであったそうです。
それだけでなく、木の床は湿気で傷みやすく、
ささくれでケガをする危険もあり、メンテナンスも大変だったんだとか。
そんな環境を変えてくれたのが、
「リノリウム」と呼ばれるバレエやダンス用のマットです。
この素材によって、ダンサーはより安全に、
そして思いきり、踊れるようになったそうです。
バレエの床にも、こんな歴史があったなんて面白いですよね^^
どんなものにも必ず理由があって、歴史がある。
改めて、それを感じました。
バレエのことを知るたびに、
ますますバレエが愛おしくなる店長なのでした♪
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