もうすぐワールドカップの南アフリカ大会が始まります。
ここ数年は日本代表にあまり関心が無くなっていた私も
心が浮き立つというか、やっぱりサッカー好きにとっては
ワールドカップという大会は別物です!!
NHKではワールドカップ関係の番組が段々増えてきましたが、
BS1で放送した「ワールドカップが生んだ絆」という番組の中で、
「中村俊輔 グラスゴーからの応援歌」と題して中村俊輔選手と、
かつて所属していたセルティックとの幸せな関係を取り上げていました。
中村俊輔、現在横浜Fマリノス所属、現・日本代表10番。
元々マリノスの選手でしたが、イタリア・セリエAのレッジーナ、
スコットランドのセルティック、そしてスペインのエスパニョールを経て
今年マリノスに復帰しました。
ワタクシの周りでは愛情を込めて(?)”スンスケ”と呼んでおります(*^▽^*)
この番組では、セルティックの本拠地であるグラスゴーの人々が
今も愛するスンスケのためにエールを送っている姿を特集してました。
同じ日本人として嬉しいことであります。
助っ人外国人が、そこそこ活躍することはままありますが、
そのチームの伝説となるまでの活躍をして、ファンの心に強い印象を
与える選手は実はそんなに多くはないと思います。
あのナカ~タこと中田英寿は、現役中に渡り歩いたチームは多かったけど、
相思相愛だったのは最初に移籍したセリエAのペルージャくらいでしょう。
ASローマでは優勝に貢献したけれど、ローマの王子トッティが居たおかげで
試合に出られない時期もありましたから、ちょっと複雑なモノがあります。
スンスケも、最初に移籍したセリエAレッジーナでは苦労していました。
レッジーナは下位のチームなので、強い相手には中盤を省略する
プレースタイルでしたからなかなか活躍の場がなかったのです。
次に移籍したのがスコットランドリーグのセルティック。
監督がスンスケのプレースタイルが好きで獲得したのですが、
当時イタリア以外のリーグでの日本人選手はまだまだ未知なる存在。
しかも、セルティックはそれまで所属していたレッジーナと違って
スコットランドリーグでは常に上位にいる強豪チーム。
まさに、選手として真価が問われる移籍だったのです。
でもフタを開けてみればリーグの優勝に貢献する大活躍!
しかも優勝によって出場権が得られた欧州チャンピオンズリーグでも
マンチェスターユナイテット相手にフリーキックを決めるなど、
まさに伝説になるにふさわしい活躍だったのです。
だから、彼がスコットランドを出る時にはセルティック・サポーターが
悲しんだのは言うまでもありません。
でもスペインはスンスケが一度はプレーしてみたいと願っていたリーグ。
当時のニュースでは、サポーターからももっと上のリーグで戦って欲しいと
いう様な声もあがっていました…本音は残留して欲しかったでしょうが。
残念ながら、スペインではチーム戦術という高い壁を越えられずに退団。
そしてマリノスへ戻ったわけですが、グラスゴーのセルティックサポーターは
スンスケのことを忘れていなかったのです!!
スコットランドは今度のワールドカップには出場できません。
なので、セルティックのサポーターは、セルティックで戦った選手を
応援しようとスンスケにエールを送ったのですね。
でもスコットランドってイギリスでしょう?と疑問に思う方も居るかもしれません。
イギリスはサッカー発生の地として特例で、イングランド・スコットランド・
ウェールズ・北アイルランドと4つの代表チームが存在するんです。
過去の歴史的背景からも、スコットランドがイギリス(=イングランド)を
応援することは絶対に無いと言い切ってもいい関係なのです。
ちなみにあのベッカムはイングランド代表です。複雑ですね~
番組の中では、ファンもチーム関係者も街の人も、みんなが
スンスケの活躍を昨日のことの様に語って嬉しそうでした。
今もスンスケの名前入りのユニフォームが売られているほどですから!
そして特に今回フューチャーされていたキアラン君という少年。
セルティックのジュニアチームに所属し、スンスケを尊敬してやまない彼。
スンスケから直接プレゼントされたスパイクを、これまたやっぱり
セルティックのサポーターであるお父さん特製のガラスケースに入れて
大事な宝物として部屋に飾っていました。
本当に、スンスケはスーパースターなのですね。
なんだかこちらまで嬉しくなる様な光景でした…
スンスケのおかげで日本文化に対する興味も増えて、
日本語教室が開かれたりしている様子もありました。
サッカー選手が与える影響度の高さはスゴイです。
やっぱりサッカーは世界の言語だなって改めて感じます。
スンスケにとっては、年齢的にいっても最後のW杯となるでしょう。
代表に選ばれなかった日韓大会、不完全燃焼に終わったドイツ大会と
過去の悔しい思いを払拭するためにも、今大会では悔いの無い様に
思いっきり戦って欲しいです。そして執念を見せて欲しい!!
セルティックサポーターにも、スゴイ選手がチームに居たんだと
改めて思ってもらえるくらいに ('-^*)/
ちなみに、ワタクシが愛する浦和レッズにもそんな選手がおります♪
Jリーグ開幕から今年で18シーズン目ですが、今まで数多く居た
外国人助っ人選手の中で、思い出すだけで胸が熱くなるのは
ゼリコ・ペトロビッチとトミスラフ・マリッチの2人。
ペトロビッチはチームが2部落ちしても残留して戦ってくれました。
彼にはサポに語り継がれる名言があります。
「もしもレッズで戦うことになったらレッズを愛さなければならない。
レッズを愛するものは100%でプレーしなければならない。」
こんな発言をされた時にゃぁ、愛さずにはいられないでしょう!!
そしてマリッチ。
彼は半年間の移籍条件で入団し、契約延長の提示はありませんでした。
でも天皇杯では予選から全試合ゴールして優勝を見届けて退団。
その優勝で出場権を得たアジアチャンピオンズリーグで
レッズが優勝したのは彼が居たからだと思っています。
もちろん、ブッフバルトをはじめ他にも沢山思い出のある選手は居るけれど、
ドラマティックに思い出せるのはこの2人ですね。
サポーターは絶対に忘れませんよ![]()
