今回は久しぶりに仕事の話。

近頃の研究者は、研究室にひたすら閉じ籠る世捨て人のようなイメージと違い、頻繁に学会で発表したり、世間への周知を促進するなど、色んな活動を求められます。
そして特に求められる成果のひとつが、研究費の獲得実績です。

財団や企業などが研究費助成プログラムを実施しており、そこに申請をして採択されれば、その助成金で先端機器を使っての研究をしたりできるのです。

そんな中、ある企業が一風変わった研究助成プログラムをしてると同僚から聞き、そこに研究費の申し込みをしてみました。

その企業とは、NVIDIAという有名企業で、パソコンのビデオカードやGPUで知られてます。
そのNVIDIAが、研究に使うGPU(グラフィックスカード)を無料提供する助成を行っており、今回申請したら、見事採択されました。助成プログラムの詳細はこちら

GPUは最近、高速のAIなどの機械学習で多く使われ、色んな分野の研究者にも注目されています。身近で使い始める人が出て来たので、自分も興味を持ってました。私の仕事での画像処理も、最大1000倍のスピードアップになるとか。100倍程度でも、一晩かかる作業が10分になるので大助かり。

そして10日ほど前に届いたのがこれ。

今回の募集では2種から選択でき、自分はQUADRO P6000という、より3D描写に強い機種を選択。価格にして50万円ほどと、研究費としては可愛い額ですが、自分としては初の試みなので十分すぎるほど有難いです。


諸事情あってパソコンへの取り付けはまだですが、今週後半には設置して試す予定。
本格的にGPUコンピューティングを試し、高速画像処理に活かすのが今から楽しみです。