*5/10に出掛けた話のつづきです*



東ゾーンは下町の風情が楽しめます
建物の中には複製品も含め
当時の様子がよくわかる道具なども置かれています




村上精華堂
photo:01


台東区池之端2丁目
昭和3年築



不忍通りに面して立っていた
化粧品屋さん


クリーム・椿油・香水などの製造販売をされていました


建物の中に製造の作業場の雰囲気も見られます







手前が大和屋本店(乾物屋)
港区白金4丁目
昭和3年

建物の手前角にはタバコを売るスペースがあります
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奥は丸二商店(荒物屋)
神田神保町3丁目
昭和初期


中には桶や鍋が並べられています
間口が大きく明るい店内です






丸二商店の裏手には
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長屋も移築され
ポンプ式の井戸もあり…ちゃんと水も出るんですよ





ところで玄関内部の脇、たたきの地面に近いところにあるこれ
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なんだかご存知の方いらっしゃいますか?



是非教えて下さい!






次は
右が花市生花店
神田淡路町
昭和2年築
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店内は昭和30年代の再現だそうです

タイル張りで清潔感があります




店舗の正面
二階の窓の下側には花のレリーフの様に見えます

これは木材の表面に花の彫刻を彫った下地の上に銅板を貼り

上から叩いて下地の柄を浮き上がらせているそうです


解説の方にお話を伺うとさらに理解が深まって楽しい♪




真ん中は武居三省堂
神田須田町1丁目
昭和2年築



明治初期に創業した文具店で
書道用品を商っていました
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天井近くにも棚・棚・棚!
写真の左手にはずらーっと天井まで引き出しがあって
筆が種類ごとに収められていたんですって



入ってすぐの台の脇が開く様になっていてそこから階段を降りて地下の作業場に行かれたそうです



狭い敷地を工夫して効率的に使っていたんですね






左の建物は店蔵型休憩棟
1階は無料の休憩所
2階では手打ちうどんなどのお食事ができます







万徳旅館
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青梅市西分町
江戸時代末期~明治時代初期築



内部は昭和25年頃を再現しています
なんと…平成5年まで営業されていたそうです


奥には釣瓶式の井戸あり





小寺醤油店
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港区白金5丁目
昭和8年築



大正期から白金で
味噌・醤油店・酒類を販売していたそうです





こちらで60代後半ぐらいの男性に話しかけられました




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店内にある醤油樽を指差して
(^L^)「ああいうのから買ったことある⁈」




( ̄▽ ̄)「私~こう見えても意外と若いんで…無いです~(笑)でも母からは聞いてますよ、注ぎ口のある器で瓶に移し替えたとか…」





(^L^)「片口ね!コレコレ!」
店内にあった片口を指差すオジサマ



とっても懐かしそうでした~



ちなみにその…片口
我が家では「とろろ」の時に使っています(^ν^)





旧式のレジ…これは記憶にあるタイプ
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硝子の下には瓶ビールとラムネ
当時は氷で冷やしていたようです


置かれている缶詰めや
瓶ビール・ウィスキーなどのラベルは古い物の複製品



でも、私にとっても懐かしい感じ




私が子供の頃住んでいたビルの一階で大家さんは酒屋を営んでいたんです





歩き疲れていなければ…
もう少しお付き合い下さい

*つづく*