状況は微妙ですが
資料も出揃わないので
今日は予定通りにお仕事はおやすみです
(^O^)/




先週
大田区郷土資料館に出掛けた後
また地図に従って
馬込文士村をてくてくしてみました



photo:01



今回は青いルート




バス通りを渡り
二本目を左に折れると





photo:02



室生犀星の住居跡の案内板です



事情があって
生みの親に育てられる事のなかった
室生犀星


文人を目指して上京してきた若き日の彼



「ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや…」
(まだ続きがありますが)


全て読むと少し矛盾しているような
詩になっています


生まれ故郷は金沢



そこよりも
もっともっと遠いどこかに…
ふるさとを思っていたのかな



複雑な思いを胸に抱えて生きていたのでしょうね



馬込にある3校の小学校の
校歌の作詞をされています





萬福寺のそばを通って
photo:07



小高い馬込自然林に身を置いて
緑に包まれるのもいい時間

森林浴♪







少し先の
きたのこばと公園のそばには
photo:03



山本周五郎の案内板です



椿三十郎・赤ひげ
映画の原作として著作が有名ですね


小学生の頃
「昨日◯◯君と遊んだ」
と詳しく様子を書いた作文が貼り出されました



◯◯君は「昨日一緒に遊んでいない」と話し

教室内は騒然とし、級友に詰め寄られたところに担任の先生があらわれる


内容を読んだ先生は
作り話でここまで書けるのなら
君は作家になったらいいよと
お話しされたそうです(^ν^)






左の方の道を選びてくてく進んで
photo:06



たぬきやま公園の横の急な坂道を下ります




環七を渡り
少し行くと
photo:04



北原白秋の住居跡


生涯27回の引越しのうち23件目の家がこちらにあったそうで

一年ほどここに暮らしたそうです




そうそう




以前母と一緒に九州ツアーに参加した時に
柳川の北原白秋生家を訪れた事もあったっけ
photo:08





雨ふり・待ちぼうけなど
童謡の詩人として有名ですが


収監されていた時に書かれた詩が
私の印象に残っています


監獄から出て
噛んだ林檎のさくさく
それが身に染み渡る…という内容



限られた状況で
さらに作家の感覚は研ぎ澄まされていくのでしょうか






そして隣には
photo:05



添田さつきの案内板


東京節の作詞をされた方です(^_^)

あれ⁈ご存知ないでしょうか?


私はエノケンこと
榎本健一さんの歌声の印象が強いです


パイノパイノパイ…のあの曲
(ロッテのお菓子パイの実のCMでご存知の方もいらっしゃるかな?)


東京の地名が散りばめられています
東京節はここから



長くなってしまいましたね
商店街を通り
道なりに左折して行きましょう



*つづく*