日曜日は
朝から動物病院へお薬をもらいに行き


ボクササイズの時間までの間に
川瀬巴水展覧会に行ってきました





「大田区報」で情報を得ていて


さらに10月に行った「おおた商い観光展」で例によって…
photo:01


リーフレットを貰ってきてました(笑)
*\(^o^)/*




前期
大正期から関東大震災後の復興期までの作品
H25.10/27~12/1



中期
昭和初期から10年代の作品
H25.12/7~H26.1/19


そして後期
昭和20年代及び晩年の作品
H26.1/25~3/2


3つの会期にわかれて展覧会は来春まで続くのです



川瀬巴水は
大正15年大田区中央

昭和5年からは大田区南馬込三丁目

戦中は栃木県塩原に疎開し


昭和23年以降は大田区上池台二丁目で過ごしたそうです



大田区と深い縁のある方




昨日11/27が巴水の命日でした






鏑木清方に入門し


同門の伊東深水(彼の住居とアトリエ跡は今の池上梅園)の連作木版画『近江八景』に触発され



衰退しつつあった木版画技術を復興させたそうです



大田区をはじめ、全国を旅しその風景とそこに暮らす人たちを描きました




伊東深水は彼を「旅情詩人」と呼んだそうです




もちろん展示の模様は撮影出来ませんでしたが
ボリュームもあり
図録を手に入れ満足して帰りました
photo:03






初期の作品に感じる立体感
ぽってりとした温かみのある作品が
特に心に残りました



私は巴水の作品の
雪景色が好きです
なぜかほっこりとした温かさを感じられて…
photo:02


「東京十二題」の
『雪に暮るる寺嶌村』


寺嶌村は現在の東向島…
今ではこの場所はどんな風景になっているんでしょうね



観る人を旅へといざなう版画の数々を楽しめます






生涯700点余りの作品を残した巴水


そのうち500点程の作品が三回に分けて展示されるという事なので
先も楽しみです




入場無料

JR大森駅北口もしくは中央口より山王方面に出て
東急バス4番のりばの「荏原町駅入口」行き「万福寺前」下車徒歩2分ですよ
( ´ ▽ ` )ノ





今年は生誕130年
千葉県美術館でも展覧会が行われています(^ν^)