今日は私の父の誕生日

昭和8年生まれなので

生きていればちょうど80才になります
(^ν^)



昭和8年2月18日生まれ…と言うと

オノ・ヨーコと生年月日が同じなのです

(オノ・ヨーコ…若い!)




本棚にある彼女の本
「グレープフルーツ・ジュース」
photo:01




間に挟まっているのは

この本を買い求めた時に観に行った

彼女の個展のチラシ




’93年10月
photo:02


あれから20年も経っています





いろいろな写真家の方の写真と


「地下水の流れる音を聴きなさい」


から始まる

彼女の言葉で

本は綴られています
photo:03








本のはじめに…



第二次大戦中に疎開先で

食べるものがなくなってきたとき

7歳の弟がなんとなくしょげていて


ヨーコが「いちばん食べたいものはな

に?」と2人でおいしい献立を考えて

元気を取り戻した事



今は勇気付けのために

架空のメニューを作る必要はない時代



でも精神的には?

物足りなく何かに飢えているような気

持で暮しているのではないでしょうか?


習慣的な生活だけでなく

架空のメニューでも

新しい行為を人生に加えたいあなたに

「グレープフルーツ」を書きました


といった事が書かれています
(^ν^)



この「グレープフルーツ」にインスパイアされて

ジョン・レノンは「イマジン」を作ったのだそうです



1964年に出版された「グレープフルーツ」



言葉を選びなおし



写真家とのコラボレーションで

私が持っている「グレープフルーツ・ジュース」として生まれ変わったわけです



時々手にとって読んでみると

何年経っても

そのたびに新鮮な空気が流れて

深呼吸した様な気持になれます




生き方は違えど…

父と同時代を生きたヨーコに

心の自由を取り戻すことのヒントを

授けていただいてる私です