良い天気の日曜日です
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15年前の今日は父の葬儀の日でした


お天気は良かったけれどとても寒い日


65歳を目前になくなった父の為に


群馬県から幼馴染みの方も沢山参列して下さいました



父が楽しみにしていた恒例の同窓会がもうすぐだったので
残念に思って下さったようです




行き掛かり上、商売の後継者になった私…


火葬され骨壷に収まった父を
「斎場までLULUが連れて帰りなさい」と母から言われ


抱きかかえた私の口から思わず出たのは





「あったか~い…」(^ν^)





火葬されたばかりですから…ね(u_u)



今思えば…

聞く人が聞いたら不謹慎と叱られるかもしれません(;^_^A






しかし、父と一番仲良くしていた、弟にあたるおじさんはそれを聞いて


「えー…LUっちゃん、ちょっと僕にも持たせてよ………本当だ~あったかいね」と


ニコニコしながら静かに私に言いました






そしていったんは私の腕の中に戻ってきた父ですが



ハイヤーに乗り込む時おじさんは意を決した様に言いました



「…LUっちゃんそれ、おじさんに斎場まで持たせてくれないかな…?」



私は、この時初めてハッキリと気付いたのです


当たり前のことですが




父は一人の人間だったということに




私にとっては、生まれた時から「お父さん」だったこの人には


64年の人生の中で
私には知り得ない沢山の時間が流れ、沢山の人との触れ合いがあったのだと…


そして私達家族以外の人たちにも大切に思われていることも…



「うん、よろしくね」(^○^)



弟の腕に抱かれる父はとても幸せだったろうと思います



そして家族だけでなく気の合う仲間や
お仕事関係の方に見送られ


父も大きく手を振りながら旅立って行ったのだろうと思う私です
(=゚ω゚)ノ