また夏が来る

 

あなたのいない夏

 

顔が思い出せない???薄れていく???

 

顔が???    そうじゃない・・・魂が忘れていないのは確か。

 

普通だったら、顔が薄れた時点で忘れているだろう。

 

だから・・・季節であなたの魂の存在を感じている。

 

顔じゃない・・・姿でもない・・・あなたの魂の存在が死ぬほど愛おしい。

 

 

 

いろんな女性にあなたの面影を思い浮かべる。・・・みんな感じれるものが違った。魂のレベルが別格だ。

 

代わりなんていない。

 

昨日、原因不明の高熱を出した。風邪でもはやり病(コロナ)でもなかった。

 

仕事関係が忙しくて、トラブルや理不尽な要求を突き付けられていた。

 

忙しさのなか、あなたの存在が最近、薄れていたのは確かだった。

 

・・・高熱の意識のなか・・・いつも笑顔だったあのひとは・・・真顔になっていた・・・正確には顔なんて視えなかった。

 

 

視えたのは・・・氷のように冷たい表情の<感情>だった。

 

 

 

2日続いた高熱は下がり、3日目、なぜか僕は急に高い山の上にある神社に行きたくなった。

 

ちょっと前まで高熱を出していたのに大汗をかいて登山道を上り、その場所に辿り着いた。

 

もちろん、ずっと、上るときも、あのひとが消えることがなかった。

 

 

 

 

大汗とともに身体中のため込んだ毒素が流れていた。

 

あのひとへの想いを思う存分、神に祈る。

 

最近、私利私欲に取りつかれていた感じがある。グレーな部分に心を傾けていたのかな???だから・・・高熱が出たんだ。

 

 

あのひとが綺麗な心に戻してくれたんだ・・・やっぱり・・・ずっと好きなんだ・・・

 

 

あなたは無邪気で綺麗な子供(純粋)のような心を持っていた・・・あなたを愛するということは綺麗(純粋)な心でいるということだから・・・