盛岡食いしん爺日記

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盛岡の上田は大学や高校がある。

社会人として盛岡に来たばかりの頃、
ある人に思い出の場所だと連れられて訪れた。

その頃の高島屋は、店構えも中も違っていた。

うどんを食べ美味しかった記憶がある。

 

今の高島屋は、暗くなると年中クリスマスの様だ。

昔と違い道路も広くなったが夜は静かな街だ。

その中でひと際目立っている。

 

 

 

 

 

Almost Blue · Chet Baker

 

 

 

出入口のレジの後ろの壁にはびっしりとレコード。

JAZZが流れていた。

 

 

店の中もクリスマス気分。

 

 

 

 

奇麗に飾られた窓際など派手な感じがするが、

一旦テーブルに座ると、とても落ち着く。

 

今宵は、盛岡、岩手の郷土料理「ひっつみ」を食べに来た。

岩手の郷土料理「ひっつみ」をいつでも食べられる高島屋。

年中食べられる店はあまりない。

私にとって貴重な店なのだ。

 

来た来た「ひっつみ」だ!

アナウンサーでラジオなどで活躍している後藤さんに時々呼ばれ、

エフエム岩手の「岩手環境・健康インフォメーション」に出ている。

その時、郷土料理で「ひっつみ」の話で盛り上がった。

 

 

岩手の主に内陸でよく食べられている。

北上川流域沿いでは南部藩時代から南北に水田が広がっていた。

しかし、冷害で米がとれず、よく飢饉が起こった。

そこで大麦、小麦やそばの生産にも力を入れていた様だ。

「ひっつみ」は、水でこねた小麦粉を薄く伸ばし、

手でちぎって鍋に入れ、鶏肉や野菜やきのこと煮た料理だ。

一説には、「手でちぎる」の方言「ひっつまむ」からきているという。

「とってなげ」「はっと」などとも呼ばれている。

具材は地域によって色々で、川ガニ、もずくガニを入れたりするそうだ。

味つけは醤油が多い。

昔は各家庭で親戚など人が集まると食べた。

私は岩手の南端の一関で中学2年の初めまで暮らしていた。

同じ様な食材で作る母は「すいとん」と呼んでいた。

ただ、盛岡界隈の薄く伸ばしたひっつみと少し違い、

厚く丸い団子を伸ばした様な感じだった。

 

ネギの下に鶏や野菜と一緒にひっつみが隠れている。

具材の旨味が汁を味わい深くしている。

美味しい~

見た感じより、ひっつみはたくさん入っている。

 

 

セットにはご飯や小皿も。

これも美味しい。

 

 

 

 

 

 

あ~美味しかった。

実は高島屋のお汁粉やごま餅も食べようと思っていた。

しかし、もう満腹。

すると、磯辺餅が奥のテーブルに運ばれて行った。

恥ずかしいことにずっと見ていた。

メニューは甘味からご飯まで幅広く昼も夜も食べられる。

近いうちにまた来ようと思った。

 

 

 

 

 

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