盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意してください。>

 

 

ゴールデンウイークの最終日に西和賀でのランチ。

3時も近くなり、遅くなった。

「もう利休庵、閉まったかな?」と呟いた。

「3時までだったと思うよ、行くだけ行ってみよう!」と助手席。

こんな時、動じない人なのだ。

私はと言えば、スピードに注意してハンドルを握りながら、

駄目だった時の後を考えている。

営業が3時までだとしても、

たいていはラストオーダーが30分前。

「あっ終わりました」とか、

「完売です」との可能性も。

一緒の人は、時々小雨の中の新緑を見て目を細める。

「北国の春は綺麗だなぁ~」

 

 

 

 

 

 

 

Georges Moustaki Le temps de vivre

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

2時50分ごろに着いた。

一緒の人がさっと降り、

店に入った。

続いて車を降りると、

その人が出てきてこちらにOKサイン。

 

 

 

店仕舞いに向け洗い物の音がする。

店の人が

「はい、3時まで大丈夫です」と注文を聞きに来た。

ほっとした。

 

 

 

10日ほど前に来た時にはなかった「たらの芽天」。

まだ食べたことのないメニューもある。

 

 

 

 

 

私は「五目野菜のやさいそば」と「たらの芽天」。 

見た目から美味しそう!

 

 

竹の子、椎茸に彩のよい野菜たち。

たらの芽天のいい香り。

 

 

そこに、大好きなあんかけ。

野菜の旨味たっぷりのつゆがそばによく絡む。

多くの野菜とつゆとそばのバランス。

やはり、盛岡の知る人ぞ知る名店の味。

 

 

遅いランチでペコペコだった。

もりそばを一枚追加した。

 

 

ていねいに作られたかえしを何種かの鰹節で吟味された出汁で割る。

そんな仕事ぶりが見えるような気がした。

全ては、お客さんの美味しいと綻ぶ顔のためなのだろう。

 

 

今シーズン初のたらの芽。

薄ごろもなので、

開いていないたらの芽の味がしっかり。

春を味わう、美味しい!

 

 

 

 

一緒の人は、そば屋のカレーライス。

お腹がすき過ぎて、ご飯を少しにした。

それも分かる気がする。

隠し味にゴマを使っているそうだ。

「この香り、食欲をそそられる~」

野菜などの薄ごろもの天婦羅がご飯を隠す。

「美味しそうだなぁ~」と言うと、

「美味しいのです」とニンマリ。

 

 

食べ始めていると、

「ご飯、普通でもよかったかも」

と真剣な顔をした。

 

 

大満足で会計。

「遅くにすいませんでした。食べられてよかったです」

と店の外に出ると、

店主の方が来た。

「いつもありがとうございます」

「ひょっとしてМさんの同級生ですか」

「はい」

時々会う同級生が、盛岡の店によく行くらしい。

私のブログのことを話題にしているそうだ。

そばの話も聞くことができた。

やはり出汁には気を使い、

旨味を十分に引き出すことに力を注いでいた。

そばは盛岡の明治創業の製麺所「赤喜商店」の

喉越しのよい「喜六そば」だった。

それを更に美味しくするそばつゆ。

 

その土地の綺麗な風景、美味しいものと人との出会い。

三拍子揃うと、忘れられない小旅になる。

行きたいと思って2年が過ぎた盛岡の店。

盛岡の大通りに2店を構え、

「あ・利(あり)」と「和味彩々 田(でん)」という。

ノンアルでも十分楽しめそうだ。

今年こそ行くつもり。

 

とても美味しかった土日祝日だけの利休庵。

名店の味をリーズナブルで食べられる。

大満足で盛岡へ帰った。

 

 

 

〇西和賀沢内

  利休庵

 

〇盛岡市大通2丁目2−16 アキヤマビル 

  「あ・利(あり)」と「和味彩々 田(でん)」

 

 

 

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