盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意してください。>

 

盛岡の中津川。

西は官庁街、東は古き良き盛岡が所々にある。

中ノ橋からの眺め。

 

 

 

橋の袂には旧岩手銀行本店(赤レンガ館)。

 

 

 

 

 

Close To You · Nicki Parrott

 

川下も色づいてきた。

 

 

盛岡の春は行ったり来たり。

肌寒い小雨の花冷え、

そうかと想えば翌日、

半袖姿の若者。

 

 

擬宝珠のある上ノ橋まで歩いた。

 

 

袂には古書店。

変わらない光景に深呼吸。

 

 

さほど歩いていないのに左足の膝が痛い。

昨日のバドミントンのやりすぎ。

いい歳になっても懲りない、変わらない性分。

 

 

午後からパソコンに向かった。

キーボードを叩く音が遅い。

サラリーマン時代は早かったはずなのに。

2時間もすると、字が見えにくい。

字がぼんやりして二重三重に被ってくる。

窓の外に目をやるが、

事務所から、さして遠くは見えない。

 

夕方になると肩も鈍く思い。

パソコンを閉じて盛岡駅に向かった。

駅ビルは荷物の多い人で賑わっていた。

ちょっとした用事をすますと、空腹に気づいた。

1階にある立ち食いそばの「そばの花」。

 

 

花巻での高校時代、

一駅だけ7、8分だけの汽車通だった。

授業が終わると、

部活もしていないのに腹が減る。

JR花巻駅には立ち食いそば屋があった。

待合、ホーム側と両方から食べられた。

つゆの匂いの誘惑。

友達とポケットを探り、2人で半分こしたことも。

あの頃、ごった返していた花巻駅。

 

東京の学生時代、新宿駅でよく食べた立ち食いそば。

朝が多かった。

ネクタイ族と肩を並べ、

黙々と箸を動かしていると、

ちょっと大人の仲間入りした気分だった。

 

そばの花は立ち食いと言っても侮れない。

何せ老舗そば屋「東家」の系列店らしい。

紅生姜のかき揚げとコロッケ。

 

 

太めのそばと紅生姜のかき揚げ。

サクサクの中に紅生姜のパンチがきく。

 

 

そばの風味が豊かで美味しい。

 

 

 

家に帰ると、ルハン君が見当たらない。

今日は、留守が長くいじけ気味。

 

 

 

 

 

 

少し遊んで機嫌がなおる。

 

 

手と呼んでいるが、可愛らしい。

 

 

満足すると、椅子を占拠して丸くなる。

しばらくして人間並みの寝息。

あえて鼾と言わない親馬鹿。

 

 

そのまま抱えて寝床脇の小さな楕円のベッドに運ぶ。

毛布で覆う。

そして、頭、鼻の辺り、顎の右左を撫でる。

ゴロゴロが始まる。

「今日も一日が終わったね」と呟く。

一日ごと老いていくルハン君と私。

街も人も変わらない物はないのだろう。

ふと浮かんだ歌詞。

「明日という日は明るい日とかくのね」

アン真理子「悲しみは駆け足でやってくる」

「若いという字は苦しい字に似てるわ」

さて、明日を信じて寝ることに。

 

 

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