盛岡食いしん爺日記
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紫波町の高福でランチの後はミニドライブ。
この町は南部杜氏発祥の地で
今も4つの造り酒屋がある。
高福の近くには「月の輪」で知られる月の輪酒造。
<1月20日 あの時の写真>
助手席の人は、
「見ただけで美味しい日本酒と分かる!」
と興味津々。
次はナビに導かれて着いた「廣喜」で知られる紫波酒造。
中の直売所で廣喜を買いお土産に渡した。
You'd Be So Nice to Come Home To · Art Pepper
紫波町は、旧国道だった日詰商店街によく行く。
特に北側の方に色々な飲食店があり、
昭和の雰囲気漂う楽しい場所だ。
日詰は車で一回りしてAZUMANESOKOへ行ってみた。
レスランだが昼にはジェラートが食べられる。
丁度、おやつの時間だ。
厳選した素材を徹底して活かす。
例えばミルクのジェラートは、
牛の暮らす環境、季節などによって違う味をそのままに。
添加物などは一切使わない自然の育む味。
一緒の人は濃厚なブルーベリーの味を
深く頷きながらどんどん食べている。
私は、「感動するチョコレート」をチョイス。
フランスのチョコレートを使ったジェラート。
テレビの食レポじゃないが、
ひと口目から唸ってしまう。
見た目の色、香り、きわめて濃いチョコレートの味。
濃厚とはこういう時に使う言葉なのだろう。
それでも喉が心地良い。
確かに感動するチョコレートだ。
また、ワッフルコーンが美味しいのだ。
地元の全粒粉を使い一枚一枚手焼きしたもの。
これ自体が美味しいお菓子で、
二つのスイーツを味わった感じだ。
帰る頃、助手席の人はすっかり紫波町のファンになっていた。
送ってひとり盛岡へ向かう途中、
コンビニのコーヒーでひと休み。
スマホを取り出した。
盛岡の桜山にも店を出している。
カウンター5席のレストラン。
季節の味のコース料理と書いてある。
今日、紫波を案内し、興味を持ってもらったが、
自分もジェラートに刺激を受けた。
作り手の姿を見てみたいとまで思った。
今年に入って何となく漫然と一日を過ごしていた気がする。
気がつけば、もう3月も半ば。
やはり、色々な人と会うことが大切だと思った帰り道。