盛岡食いしん爺日記
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午後2時過ぎにパン屋「レジュイール」に行ってみた。
美味しいパンだと人気の店。
店に入ると、
旦那さんは奥で一生懸命にパン作り中。
奥さんが、
「すいません、ほとんどなくなってしまって。」
「いえいえ、目当ての物があります!大丈夫です。」
大好きなオーツ麦と黒ゴマのフランスパンが1本残っていた。
栄養豊富なオーツ麦がたっぷりで黒ごまも。
残りの1本をゲット。
沢山の種類を焼くのだが、
棚は殆ど空になっていた。
On the Sunny Side of the Street - The Waller Creek Vipers at Monk's Jazz
カヌレボルドー。
これも美味しいのだ。
古くからのフランスのお菓子。
後からお客さんが入ってくる。
会計を頼んだ。
「あのラジオに出てましたよね、聞きました。」
「あ~どうもありがとうございます。」
またまたお客さん。
4、5人入ると、後は外で待つ。
もっと焼きたてのパンの香りに浸っていたいが、
早々に店を出た。
レジュイールでは、
店先にラジオを置いている。
きっと中が満員の時、
外で待つ人のために置いているのだろう。
ここからお客さんに向かって流れていたと思うと、少し恥ずかしい。
いつもたくさんの方から「聞いたよ」と言われる。
嬉しいものだ。
また番組に呼ばれたら、
しっかり話さなくてはと思う。
そのうち午前中に来よう。
約50種のパンを前にして悩むだろうなあ~
あっ!食パン・・・
まあ、次回の楽しみにしよう。
1月の地元紙に載っていた。
オーナーは神戸の出身で阪神大震災に襲われた。
岩手に来て東日本大震災。
この教訓から各地の被災地へ支援しているそうだ。
きっと当たり前の暮らしの危うさを知っているのだろう。
レジュイールはフランス語で、楽しませる、喜ばせる。
一つひとつに心の籠ったパン。
家に帰ってちょっとだけ食べたくなり焼いた。
何もつけずにパクパク。
気がついたら、味見のつもりがだいぶ食べていた。