盛岡食いしん爺日記
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1月24日、4人で新年会。
今年は日時の折り合いがつかず、
3つの新年会に行けなかった。
昨年より忙しくはないが、重なってしまうものだ。
若い頃は、掛け持ちで駆け回ったこともある。
今は、無理をすると、翌々日まで疲れが残る。
打合せしてから、出かけたので、
既に7時半を回っていた。
再就職が決まった人のお祝いも兼ねていた。
鮨にしようと決まり、
盛岡駅前の「すしげん」さんへ。
1階も2階も満席。
はて?
駅ビルフェザンの地下の飲食店街にある
フェザン店「すし清次郎」を目指した。
清次郎と言えば回転鮨だが、
あそこには仕切られた席もある。
Natalie Cole - Cuando Vuelva a Tu Lado
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カウンター、ボックスも待つ人たちがいたが、
仕切られた席が空いていた。
ビールで乾杯。
私はいつものノンアルコールビール。
タッチパネルで肴や鮨を選ぶ。
清次郎の中でもフェザンの店は、
ネタを頼む形で広い鮨屋と変わらない。
みんな好きに注文する。
刺身の盛り合わせ。
鮨の盛り合わせも。
海の幸が並ぶ。
今年の正月はいくらを食べていない。
箸を伸ばす。
2枚ずつ頼んだが、あっという間になくなった。
清次郎自家製のガリもみんなよく食べる。
先日紫波酒造店の廣喜の酒蔵を見てきた話をしたら、
早速、頼んだ廣喜。
マグロシリーズ。
綺麗な色の赤身。
活蛸の炙り。
自家製のぶ厚い蒸し海老が美味しいと言うと、
早速、パネルにタッチ。
縁側の話になったら鰈の縁側があった。
平目の縁側は、滅多に出ない。
「千葉さん、どんどん食べて、ノンアルなんだから。」
「はい、では」
ヤリイカの下足。
続いてスルメイカを頼んだら、
「イカ、好きなんですね。」
「大好き」と答えた。
ヤリイカの下足は、追加。
鷲の尾も登場。
いわば、まちづくりの団体の中での仕事。
材木町や50年の歴史を誇る「よ市」の歴史を整理している仲間。
長い間に段ボールで十数箱溜まっていた。
整理し重要な物はスキャンして保存。
資料や写真を見ながら、
色々な話題になりながらの仕事。
そして、美味しい鮨を食べ、
日本酒を飲みつつ、これからのまちづくり、よ市の話になる。
次世代の担い手の話題になると、箸が止まる。
始めた頃の人たちが亡くなり、
勢いがあった時代とは違ってきている。
何せほとんどボランティア。
商店街も昔の様に店が連なっているわけではない。
盛岡で早くからマンションが建ち始めた街だ。
今では、十数棟のビルが建っている。
難しい問題に話も行き詰まる頃、ちょうどラストオーダー。
また、他愛のない雑談に戻り、〆は巻物。
テーブルに並ぶ皿を数えるわけでもない。
タッチパネルで精算。
みんな凄く食べ、ビールに日本酒ときたが、
その割に安く上がった。
先輩が多く出してくれた。
みんなで感謝して店を出た。
「そて、もう一軒行きますか。」
飲食店街では店仕舞いが始まっていた。