盛岡食いしん爺日

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

1月18日土曜日。

盛岡のトラベル・リンクのツアーに参加した。

題して「いわて冬の酒蔵開運ツアー」。

 

10時に盛岡駅西口が集合場所。

 

 

 

 

Candy · Stan Getz · Gerry Mulligan · Harry Edison · Louie Bellson · Oscar Peterson Trio

 

 

10時出発!

 

 

 

盛岡の市街地を抜け、ひた走るマイクロバス。

20分もすると、雪に覆われた田園が広がる。

あちこちに屋敷林が目立ってくる。

古くから稲作を営んできた日本の原風景。

 

 

そんな中に紫波酒造店がある。

明治36年から「廣く喜ばれる酒造り」を続けている「廣喜」の酒蔵。

 

 

早速見学。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長さん自ら説明してくれる。

 

 

 

 

 

 

今朝、参加者は朝食に納豆禁止。

納豆菌はとても強いらしい。

ミカンの皮にもカビ菌がつくらしい。

 

 

 

 

鰹節の匂いがしてきそうな蔵の中。

 

 

 

 

やはり米と水が重要。

ここの杜氏は女性。

 

 

 

 

静寂の中で麹は生きていた。

泡立ち割れる時の微かな息遣い。

 

 

 

 

 

見学の後は試飲会。

参加者の綻ぶ顔。

 

 

 

 

トクトクといい音。

 

 

そしてお買い物。

なるほどこれは洒落ている。

三本の購入。

 

 

 

 

ノンアルの人には甘酒も。

 

 

社長さんを囲んで撮影。

 

 

試飲で温もって志和稲荷へ。

 

 

例年、盛岡八幡宮に次いで参拝者が多いらしい。

トラベル・リンクの北田さんも来たことがあり、

離れた場所から大渋滞だったそうだ。

 

 

 

 

志和稲荷神社の歴史は古く、千年の歴史。

東北屈指の古杜だ。

時代ごとに大切にされてきたが、

近世になると旧南部藩が盛岡城下から稲荷街道を整備した。

家内安全、交通安全、商売繁盛などのほか暮らしに必要な神様が鎮座する。

お詣りする人も多く、年間20万を超えるらしい。

参加者の殆どが初めてだったのは意外だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

境内の奥は鬱蒼とした静寂の杉木立。

霊験あらたかな空気感。

千年の老木もあり、周囲が14メートル、高さが45メートルもある。

雪の中、奥へ歩く人も。

 

 

古木の中には幹に空いた穴に賽銭を投げ込むスポットもあった。

 

 

小正月も過ぎたが、改めて皆でお詣りした。

紫波町日詰に向かう途中、

南部杜氏発祥の地を車窓から。

この地は旧八戸藩の飛び地だった。

 

 

ランチは日詰商店街の裏手にある天狗寿司。

 

 

 

 

 

 

 

ここでは、紫波の四つの酒蔵の名酒が揃う。

皆のはじける笑顔。

 

 

何度かトラベル・リンクのツアーに参加したが、

今までにない盛り上がり。

転勤族の方、

岩手の風土が気に入り定住した方、

それに生まれ育った土地に帰ってきた方も。

日本酒の話から方言のこと、

盛岡の素晴らしさなど深い交流ができた。

ガイドの北田さんも嬉しそう。

彼女は、毎回興味深い話をしてくれる。

お客さんは何度も「へぇ~」と頷く。

 

 

店主の方に挨拶したら、

以前に来た時のことを覚えていてくれた。

盛岡の名店、重兵衛で修業した方。

 

 

 

 

ファインダー越しに覗くと、

口がむずむず。

早速、食べ始めた。

 

 

 

 

 

 

日本酒と美味しい鮨が、

いよいよい皆の口を滑らかにする。

私は、造り酒屋の仕込みの見学ともう一つの目当てが天狗寿司。

とても美味しい。

 

 

どれか好きな銘柄を選んでグラスに注ぐ。

追加料金で呑み始める人も続々。

そうか、みんな日本酒好きなんだ。

遠く関東からの参加した方はトラベル・リンクのツアー3度目。

北田さんのガイドにはまった様だ。

 

 

 

 

紫波町の最後は、「月の輪酒造店」。

明治19年創業で現蔵元で4代目。

この建物を見るだけでも来たかいがある。

 

 

ここは、見学ではなく直売所へ。

 

 

国道に面した場所に月の輪やジェラートがある「わかさや」。

 

 

 

 

日本酒のほかにジェラートも人気。

みなさんが手に持ち食べている。

甘いものもいける様だ。

 

 

裏手にそれとなく置かれてあったソリ。

かなり古いものだ。

きっと馬が引いていたに違いない。

昔はこれで、雪の中、酒樽を運んでいたのかも。

 

 

午後2時半に終了。

盛岡へ向かった。

盛岡に着いて3時過ぎ。

ほろ酔いの皆さんは、この後1時間ほどまち歩き。

私は、次の予定があり、帰宅した。

トラベル・リンクは魅力的なツアーを多く企画している。

地元の魅力を存分に見せてくれる。

今回、初めて酒蔵の仕込み中を見た。

そして、天狗鮨で大満足の半日になった。

今年の次の企画も楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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