盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
仕事仲間が肩がこるというので、温泉に誘った。
雪景色を見ていると肩コリを忘れると。
車の窓は、冷たい。
一枚のガラスが、氷点下の世界と、
暖かな23度とを区切る。
途中、産直「松の実」に寄った。
色々と買い込んだ。
ここでは、旬の野菜のほか、
ワサビなども置いてあり、人気の産直。
同じ敷地にあるジェラートの「松ぼっくり」。
若い人たちが、冷気の中で笑って食べている。
「買う?」
と助手席に聞くと、
「いえいえ、早く温泉に入りたい」
My Romance · Carly Simon
山の中腹「ありね山荘」で温泉に。
外へ出てくると氷点下5度。
それでも冷気が心地良い。
四季を通じて温泉は暮らしの一部。
少し若返った気分で盛岡へ帰った。
「ハンバーグ、どう?」
と言われ、「瑠奈」へ。
屋根の太陽光パネルに浅く雪。
冬は、あまり発電しないのだろうか。
一緒の人は、チーズハンバーグ。
年明け、初の肉らしい。
「ますます美味しくなった気がする」と、ニコニコ。
食べながらハンバーグの話になった。
昭和30年代には日本の洋食を代表する一つになった。
「マルシンのハンバーグが弁当に入っていると嬉しかった」
私の弁当に入っていた記憶がないがCМは覚えている。
「マルシン、マルシン、ハンバーグ」と途中から二人で合唱。
勿論、小さな声で。
二人とも歌えるのだから、
もの凄く流行ってインパクトがあったことになる。
母はあまりハンバーグを作らなかった気がする。
なんとなく覚えているのは、
玉ねぎなどつなぎが多く入っていた。
ブルドッグソースをつけて食べ、それなりに美味しかったと思う。
私は、オムバーグ。
ガーリックライスにのるふわふわの玉子。
そこに寄り添うハンバーグ。
たっぷりのデミグラスソース。
ひと口食べ始めたら、飲む様に。
これはまずい、ゆっくりのペースに心がける。
美味しい!
そもそもガーリックライスは好物。
瑠奈を出て
「肩こりはどう?」と聞くと、
「あっ、忘れてた」
温泉に美味しいもの。
今日も大満足。
後は、猫ちゃんの癒し。
私の幸福の三要素。