盛岡食いしん爺日記
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アメーバブログを始めて8年。
長いこと写真を撮り、毎日の様に書いてきた。
根気強い性格なのか?
子供の頃、親に飽きっぽいと言われていたのに。
人は変わるのだろうか?
先日、知り合って十年ぐらいの人とランチに行った。
その人が友達から聞いた美味しいという店に行くことにした。
盛岡は、官庁街のある内丸を中心に東西より南北に長い街だ。
その店は焼き肉店で北のみたけという場所にある。
みたけは、碁盤の目の様に道路が走り、
商店、住宅や小さな工場などが混在している。
その人のスマホに誘導され、比較的簡単に着いた。
店の名は「グリルドミートナガモト」。
店の前に車を停めた。
降りて迷った。
入口が分からない。
窓に近づいてみると、横にドアがある。
初めての店はちょっとした不安と踊る心が入り混じり、心がスイングする。
横から入ると、
「いらっしゃいませ」
一安心。
中は、焼肉屋というより洒落たレストラン。
雰囲気からして美味しいだろうと決めこんだ。
Sing, Sing, Sing (Remastered) · Benny Goodman
その日は、ゆっくりランチをすることにしていた。
お得なランチのコースもあったが、
好きな物を食べてみることにした。
4種の肉をオーダーした。
短角牛、ラム、レバーと豚トロ。
大皿にのってきた肉は奇麗だ。
器と食材のビジュアルに高まる期待。
早速、網にのせる。
豚トロは脂が嫌味なく甘い。
片面が焼きあがってからネギをのせた。
ネギまで、しっかり食べたいと思った。
牛レバーはホクホク。
レバーが苦手な人でも食べられそうだ。
生ラムは、やわらかく脂身もすっきり。
短角は、肉の旨味を充分で美味しい。
ほどよく味付けされ、タレや塩はほんの少しでいい。
どの肉もしつこくさがなく、いくらでも食べられそうだ。
向かいの人も満足げな微笑み。
幸せのランチタイム。
肉を平らげて再びメニューを見る。
目にとまったのが海老。
ぷりぷりは勿論、尻尾まで美味しい。
こうなると、私は、盛岡冷麺も食べたくなる。
一緒の人は温麺。
たっぷりの野菜に細麺。
美味しそうだ。
冷麺は、別辛にした。
麺は食感、喉越しとも言うことなし。
チャーシューは深みのある肉の旨味を感じ、
一気に食べてしまった。
このスープがいい。
とろみ感が強すぎず、あっさりでもなく、いい感じだ。
相当時間をかけた様でコクは充分。
深みのあるスープだ。
これは飲み干してしまうだろう。
食べ終えてオーナーや店の方と話すことができた。
もともと創業40年超えの「焼肉まんぷく」のみたけ店。
2020年に店名を新たにし、リニューアルオープン。
2階は50人まで入るそうだ。
今まで全く知らなかった店だ。
説明も丁寧で、店の雰囲気と同様に素敵な感じだ。
やはり、美味しい店は厳選された食材を丁寧に調理し、
想いが詰まった料理をテーブルに届けてくれる。
「食」は人が操るんだなあ~
改めてそんなことを想ったランチになった。
リピート間違いないだろう。
盛岡市みたけ4丁目
グリルドミート ナガモト