盛岡食いしん爺日記

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12月31日、大晦日。

と言ってもここ数年、

あまり大きな意味を持たない年越し。

 

ある人からの誘い。

「久し振りに、年越しに直利庵のそばを食べない?」

始めは、きっと混雑しているだろうと思ったし、

もう自分のそばの〆は食べたつもりだった。

事務所の窓を開けてみた。

道路向かいが盛岡八幡宮。

もうすぐ5時になるが、外は静かだ。

行く気になった。

 

待合せて直利庵へ。

次から次へと年越しそばをとりにくる。

誰も写らない様に写真を撮るのも一苦労。

 

 

 

 

 

 

Lullaby of Birdland · Sarah Vaughan · George Shearing · George David Weiss

 

外は小雪が降り静かだ。

ところが中は賑やかだだった。

数年前、大晦日に食べに来たことがある。

賑やかな中、ざるを2枚食べた。

今宵は何にしよう。

向かいに座った人が、「杜仲茶豚しゃぶせいろ」にするという。

 

 

そうだ!

気になっていた田野畑鴨カレーそばにしよう!

 

杜仲茶ぶたしゃぶせいろ。

杜仲茶の粉末を混ぜた飼料で育てられる豚。

やわらかくてくさみがない。

 

 

美味しい!

肉がほどよい甘さで、つゆが最高だと言う。

流石、直利庵。

 

 

 

 

田野畑鴨カレーそば。

 

 

やわらかく肉質のいい鴨の味、たまらない。

 

 

 

 

勿論のことそばも美味しい。

明治17年創業の老舗の味だ!

時代の変遷とともに、味の基本は守り、

新しい食材も徹底して良さを活かす。

品の良いそばは、見ていて気持ちがいい。

長く続くわけだ、と思う。

 

 

いつも想うのは、

厳選された食材が、

手間暇かけて調理され、

美味しい料理として完成される。

お客さんは絶えない。

次々と年越しそばを受け取りに来る人。

家族連れもいるし、一人の客もいる。

みんな幸せそうだ。

 

老舗の伝統の味とそれを支える人。

その二つが客を惹きつけるのだろう。

 

 

 

そばをそのまま食べたり、つゆに浸したり、

好きに味わう。

そばにカレー風味のつゆが絡む。

美味しい!

 

 

小ライスも頼んだ。

ご飯も美味しい。

 

 

1年の締めくくり年越しそばにぴったりの直利庵。

垣間見える厨房は、戦の様だろう。

女将さんに挨拶して店を出た。

忙しい中一言かけてくれた。

 

外へ出ると、

「さて、お詣りしてしまうか」

「・・・」

ここ数年、元朝詣りはゆっくりしている。

5日とか6日とかだ。

まあ、悪くないし、午後6時過ぎの様子も見てみたい。

 

盛岡八幡宮へ。

訪れる人もいたが静かだ。

 

 

ゆっくり手を合わせると、

沢山の願い事をしてしまった。

 

 

 

 

 

 

もうすぐ人の波で足元が見えなくなるだろう。

 

 

刻々と時は刻まれる。

さて、来年はどんな年になるのだろう。

 

 

 

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