盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
また同じ店ですか・・・
と言われることがある。
はて、これは盛岡食いしん爺日記なのでご勘弁。
先日、網張の中腹「ありね山荘」の湯に入ってきた。
途中でパン屋に寄った。
時々行く人気のパン屋「レジュイール」。
気がつけば色々と買い込んでしまう。
そして雫石町の網張の方へ。
ものの20分もすれば、雫石の広い空。
今度は「産直松の実」に寄り道。
また買い物。
そして、ありね山荘の湯で癒された。
風呂上がり、ロビーでひと休み。
すると、ロビーの脇にある小さな産直に野菜を置き始めた人。
すぐに人が寄ってきた。
温泉から上がり、野菜を待ち構えていた様だ。
早速、ブロッコリーやキュウリなどを買っている。
傍に置かれた貯金箱の様なものにお金を入れる。
どれも100円。
作る人と食べる人の話は弾む。
運んできた人は並べ終わると風呂へ入りに。
その日の出荷など農作業を終え、
温泉に入るついでに置いているらしい。
そういうことか、と思っていたら、
次々に貯金箱に100円玉が落ちる音が続く。
フロントで千円札を両替する人も。
近くに行くと、瑞々しい野菜たち。
畳半分ほどの台に山積みされていたが、
もう半分ほどなくなっている。
私も百円玉を2枚入れた。
もっと買いたかったが、すでにパン屋と産直で買い込んできた。
盛岡の街に戻る頃には、とっぷりと暮れていた。
近頃、温泉の後に蕎麦が食べたくなる。
本町の「橋本屋本店」へ。
https://www.instagram.com/explore/locations/498155020549358/?hl=en&ref=FGVSRCHgoogkwd_flowers_INTL_e
創業400年、歴史を刻み続ける「橋本屋本店」。
暖簾を潜り、左に引き戸がある。
ガラガラと、開ける時の懐かしい音。
ここから一歩入ると、自然に心が落ち着く。
先日は、なめこ蕎麦。
ほどよい大きさのなめこがたっぷり。
飽きがこない蕎麦。
量もたっぷり。
ずずっ~っと音を立ててしまう。
今日は、チャーシューワンタン麺。
チャーシューがワンタンと麺を覆い隠す。
ますばチャーシューから。
さっぱり系ながら肉の旨味十分。
3枚食べるとワンタンが顔を出した。
10個も入っている。
橋本屋のワンタンメンは人気メニューの一つ。
数えなかったがチャーシューワンタンメンもそのくらいは入っていた。
麺もワンタンも喉越しがいい。
出汁がきいているスープは、コクは十分ながらあっさり系。
蕎麦屋の中華そばはどうして美味しいのだろう。
ここは大きなどんぶりでボリューム満点。
止まらない箸の動き。
どんどん胃袋に吸い込む。
あ~美味しかった。
会計しながら財布のポケットを見ると、
だいぶサービス券が溜まってきた。
なんだか嬉しくなる。
翌朝、昨日買ってきたレジュイールのパンで朝食。
普段はあまり食べないが、レジュイールのキッシュは好きだ。
ごろごろして昼時。
朝に続いてブロッコリーとキュウリを食べた。
これで100円。
ひとりにんまり。
キュウリも100円。
窓辺で日向ぼっこのルハン君が興味津々。
産直で買ってきたワサビと漬物。
野菜もたっぷり食べ、ご飯にしらすと大葉をのせ、その上にわさび。
かき混ぜて食べる。
ピリ辛のきざみ漬けが味の音頭をとる。
ご飯がすすむ。
昨日もいい日だったが、今日もいい日の予感。