盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意してください。>

 

 

先日、雫石の滝ノ上温泉へ行ってきた。

網張に向かう道から分かれ、8キロほど。

川沿いの道は緩く長い上りが始まる。

途中から道は狭くなり、トンネルを抜けると鳥越の滝。

秘湯の世界に入り込む。

 

 

滝のすぐ上に温泉があり、滝ノ上温泉。

本来は、「滝のうえ」。

 

聞かせてよ愛の言葉を・リチャード・クレイダーマン

 

今、二つの温泉がある。

一つが滝観荘(りゅうかんそう)。

高温の源泉からそのまま浴槽に。

泉質はナトリウム塩化温泉。

 

 

 

 

最近、川の向こう岸にバイナリー発電と温泉が出来た。

2つの温泉が復活。

複数あると温泉郷と呼べるそうだ。

今日は滝観荘へ。

営業の終わりが近かく誰もいなかった。

スタッフさんに許可をもらい撮影。

 

女湯の様子。

 

 

男湯は、二面が広々とした窓。

 

 

 

 

源泉かけ流しの湯で四肢を伸ばす。

下に川、向かいの谷からは白い噴煙。

 

 

心身共に癒されてロビーで寛ぐ。

 

 

 

 

 

 

お洒落なフードコート。

 

 

泊まりたいと思っていてもまだ実現していない。

そうそう、何かをしようと考えていてもまだのものがある。

最近、100才を越えて亡くなった方がいる。

いつまでも意欲的な人だった。

窓の外を眺めながら思う。

今のうちに、したい事はなるべくしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

この辺りは、江戸時代(天和3年1683)には金山の発掘で人が入っていた。

あちこちで温泉が湧き、出るお湯の種類も様々だったらしい。

きっと疲れた体を癒したのだろう。

昭和の20年代からは登山客などで賑わった。

しかし、その後数件あった宿は朽ちてしまった。

復活した滝観荘に続き滝峡(りゅうきゅう)荘。

豊富な温泉を活用し温泉熱による自家発電を行い、

余剰電力を周辺地域に供給。

使った温泉水は地下に戻している。

かなり苦労した様だが素晴らしいプロジェクトだ。

構想から十年以上。

この思ったことを実現する力は才能だ。

 

滝峡(りゅうきょう)荘

<以下滝峡荘の写真は新緑の頃>

 

 

 

 

 

昔の滝峡(りゅうきゅう)荘。

 

 

 

 

 

 

 

 

心身共に活性化した。

なんだか鮨が食べたくなり、津志田の回転鮨「清次郎」へ向かった。

 

学生時代、東京の新宿で初めて回転鮨を食べた。

記憶は朧気だが新宿の西口だったと思う。

友達と入り、回る皿をとり、どんどん皿を重ねた。

あの時、海老よりシャコが目立っていた気がする。

当時、東京で鮨屋に行った記憶がない。

社会人になったらカウンターに座り、

好きなものを好きなだけ食べられる身分になりたいと思ったものだ。

 

 

津志田の清次郎本店に着くと、テーブル席に座れた。

早速、近頃は慣れてきたタッチパネルに向かう。

どんどん注文した。

まず、綺麗なミニバラちらし。

 

 

あれっ、この三種の魚、店の人が一つひとつ説明してくれたのに、

すぐ胃袋に収まってしまった~

 

 

メニューにある日には欠かさないあら汁。

 

 

茨城産の白魚の軍艦。

一貫は月見だが、外してもらった。

 

 

揚げ茄子の煮浸し。

瑞々しい茄子だった。

 

 

イカは、やわらかく甘い。

 

 

自分でも呆れるほどの早さで食べ、

〆に自家製の干瓢巻き。

パリッとした海苔と、この干瓢が美味しい。

 

 

ゆっくりお茶を飲んでから、タッチパネルでスタッフを呼んだ。

あの昭和の頃の回転鮨は一時、影を潜め、

だいぶ年月が過ぎてからまた一気に出てきた気がする。

ただ、その記憶も自信がない。

長く生きてくると、思い出も多いが不確かな記憶もずいぶんあるものだ。

などと思ったある日の夜。

 

 

 

 

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