盛岡食いしん爺日記
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12月25日、クリスマス。
朝から病院へ。
術後の定期的な検診。
経過は良好。
運動も大丈夫。
来月の結果しだいで薬もおしまい。
ここからが肝心、調子にのる性格。
The Christmas Waltz (Remastered) · Nancy Wilson
かつて父が務めていた職場。
向かいは岩手医大のメディカルセンター。
数年前に附属病院は移転。
ここで母を看取った。
毎日病室に通ったが、母が話していた。
「夜遅く目が覚めるとね、いつも煌々と灯りがついててビックリしたの」
その時、父はすでに退職していたが
働く姿を思い浮かべていたのだろう。
近くの薬局で待つ間、そんな事を思っていた。
ひと月分の薬を持ってひと休みしようと思った。
病院の支払い、隣の薬局での時間を合わせれば、
順調でも2時間半はかかる。
駐車場で車に乗り込むと、
どこかに隠れていた疲労感がじわじわ。
暖機運転の間、シートにもたれかかる。
盛岡八幡宮に行きお詣り。
その後ひと息入れに境内にある「愛名亭 茶欧(チャオ)」へ。
珈琲とチーズケーキに文庫本。
近頃は、
読むうちに青春時代を彷彿とさせる本が好み。
登場する人たちは同じ世代が多い。
筆者の筆力に吸い込まれて昭和の世界に入る。
チーズケーキのしっとりとして微かな酸味。
ほどよい苦みの珈琲。
この二つは、昔に浸るのには丁度いい。
ゆっくりして仕事へ。
盛岡八幡宮では、着々と大みそかの準備。
人の長い列がもう浮かぶ。
本堂の近くで仮設のテントも立つようだ。
お詣りの後の蕎麦。
また戻って来るだろう正月の賑わい。
さて、寝転がって箱根駅伝を見られるように、
もう少し仕事を頑張ろう。
盛岡八幡宮境内
愛名亭 茶欧(チャオ)