盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
風は冷たくも陽当たりのいい場所は、空気が柔らかい。
La Belle Dame Sans Regrets · Chris Botti
盛岡八幡宮をちょっと散歩。
お詣りしてランチ。
境内にある八満食堂「コレコウジツ」。
身体に優しい料理を出している。
一緒の人は、日々のおだいどこ定食。
副菜はほうれん草、ヒジキ、豆モヤシなどが並ぶ。
美味しそうだ。
メインはうたか自然農園さんのカブとカナン放牧豚のそぼろあんかけ。
カナンの放牧豚は、ひょっとしたら「ランポーク」かもしれない。
かれこれ7、8年前に取材で行った。
広々とした丘の斜面で。泥だらけになっていた。
餌を持ったスタッフが行くと走って寄ってくる。
泥だらけのわけは、
のびやかに育つ豚たちは自分達で水場を作るそうだ。
取材して食物連鎖の頂点に立つ人間として
ライフスタイルを考え直す扉が開いた。
などとその時つくった本に書いてあった。
三陸の野田の塩づくり、
陸前高田の北限の柚子、
大槌の漁港と南部鼻曲がり鮭の新巻づくり、
鴨を使った米作り、
ドイツで修業した若きマイスターのソーセージ、
屋根のある鶏舎と広々とした庭で産み落とされる玉子、
田野畑の山地酪農の季節によって味が違う牛乳、
ぴょんぴょん舎で出しているサンチュを育てる農園。
あちこち取材して多くの事を学んだ。
本にしたものの、まだ見てきた事を活かしきれていないなぁ~
「どうしました?」
「あっいえいえ、ちよっと考えごと」
私の無化調ラーメンには、副菜にヒジキと豆モヤシをチョイス。
化学調味料に頼らないお食事を出している
スープは県産鶏、三陸の昆布や数種類の煮干し。
メンマまで手づくり。
麵はストレート系。
ほっとする味の中華そば。
美味しい~
店主は兼業農家。
ご飯も美味しい。
自家製のひとめぼれ「やわらか玄米」。
ゆっくりし一緒の人と話して盛岡八幡宮で解散。
さて、溜まっている仕事を頑張ろう~
八満食堂コレコウジツ
〒020-0872 岩手県盛岡市八幡町13−1