盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。
11月25日、今年最後の盛岡市材木町「よ市」。
まっすぐ歩けないほど賑やかだ。
トラベル・リンク主催の材木町「よ市」まち歩きツアー。
Louis Armstrong - What A Wonderful World
<音楽が流れます、音量に注意>
子供たちは射的に夢中。
通りの歩道には宮沢賢治作品をモチーフにしたオブジェ。
あちこちにある。
訪れる人も案外知らない所を教えてくれるガイドさん。
宮沢賢治の像をよく見ると、
目立たない所に童話に出てくる物がある。
岩泉町小本、中野七頭舞(なかのななずまい)
この郷土芸能は、荒野を開拓し、樹々を伐採し獣を追い払う。
田畑を守り、豊作となり餅つきをしてお祝いをする。
そして、来年への仕事に向かうという物語。
勇壮な舞だ。
「よ市」の終わりごろには陽もおちてきた。
今年ももう少しで閉幕。
後は来春を待つ。
ツアーをや終えて、ホットライン肴町の方へ。
「えぞっこ」を目指した。
冷えた体が温かいものを求める。
昔懐かしい町中華。
暖簾を潜って大将に「もやしラーメン」と言った。
ここに来ると、一番多いのがモヤシラーメン。
ほかには味噌ラーメン、レバーモヤシ定食に焼きそば。
もう何度食べにきただろう。
見当もつかない。
シャキシャキのもやし、
太い縮れ麺に絡むとろりとした餡。
あ~美味しい!
温まる~
ところで、「盛岡食いしん爺日記」と題してブログを始めたのが2016年。
食いしん坊が年を重ねて食いしん爺。
日々、食べた物と想い出を写真と音楽にのせてきた。
時々、登場するルハン君。
今年の11月で9才になった。
ブログと一緒に育ってきた。
まだ450グラムで東京から新幹線に乗って来た。
どこが淋しそうな顔をしていたが、
すぐに部屋に入ると横っ飛びで走り回った。
ゲージに戻すと淋しげな顔。
片手で抱っこできた。
時々、ゲージに自分から入ってみたり。
今では体重も4キロを超えた。
動物病院の先生は、アメショウにしては穏やかな性格だという。
今年は「シャー!」を一度しか聞いていない。
「ごはん」と「おはよう」と言うとどこからともなく登場。
盛岡にきてから、地震の揺れ、雷、花火の音。
救急車のサイレン、窓から見える鳥たち。
一つひとつ驚いていたが慣れてきた。
突然の大運動会。
一気に駆け出し飛び跳ねる。
まだ2メートルぐらいはジャンプする。
テレビを見たり、パソコンに向かっていると、邪魔しに来る。
一つひとつの表情にも癒される。
猫たちは人間が思うより、考え深く感情が豊かだと思う。
満足すれば毛布に顔を寄せてすやすや。
寝息も可愛らしい。
見ていると彼の暮らしは日々全く違う。
眠る時間、起きて鳴く声、遊びのおねだりや食欲も違う。
生き生きとした命。
もっとゆっくり生きて欲しい。
疲れた時や落ち込んだ時、
そばにいてくれると、
心が穏やかになり、幾度となく救われた。
ルハン君は9才、ブログは年が明ければ8年目に入る。
えぞっこ
〒020-0871 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目7−1