盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
花巻の知人とランチ。
場所は「無ら里(ぶらり)」。
紅や黄の葉が、音もなく舞い散る。
Enya - Caribbean Blue
<音楽が流れます、音量に注意>
テラス席が空いていた。
素敵な場所。
向かいに座る人は魚料理。
私は肉料理のコース。
前菜。
そそられる食欲。
素敵な場所で、
林の紅葉を見ながら奇麗なランチの始まり。
先にきたのは久慈産のサーモンのソテー。
「お先に」とナイフとフォークを持つ。
一口目で「うん、美味しい~」と和やかな顔。
見ているこっちも嬉しくなる。
白金豚のロールキャベツ。
2種類のソースからトマトソースを選んだ。
陽光を浴び、ますます奇麗だ。
無ら里のロールキャベツは、花巻のブランドの白金豚。
甘くジューシーな白金豚がびっしり詰まっている。
深い味わいのソースをたっぷり絡めていただく。
「美味しい~」と向かいを見た。
笑みを浮かべながら「だろうね」。
窓の外は黄金色に輝く。
今年は、いい時に来ることができた。
ルイボスティー。
遅めのランチだったのでケーキは完売。
ジェラートにした。
ゆっくり幸せな時間を過ごした。
会計しながら庭を見ていると、
「庭を通って帰れますよ」
スタッフに言われ外へ出た。
散り際の紅葉の美しさ。
後からついてくる人が言った。
「私も人生の終わりごろに輝きたいものだなぁ~」
2人で笑うものの少ししんみり。
微風と陽光が心地良い。
空を見上げて伸びをした。
「そのうちディナーもいいね」と言うと、
「あなたのそのうちは、いつかしらねぇ~」と笑う。
Cafe レストランB&B無ら里(ぶらり)
〒025-0058 岩手県花巻市一本杉35−19