盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意して下さい。>

 

久し振りに晴れた気がする。

青空だが風は冷たい。

盛岡市の南、黒川方面へ。

美味しい林檎が食べたいと思い「りんご工房きただ」を目指した。

忙しい時は、誰もいない時もあるが、

蔵の前で人影を見つけた。

 

 

 

 

 

Debussy - Arabesque No.1 and No.2

<音楽が出ます、音量に注意>

 

 

 

車を停めて聞いてみた。

「りんご買えますか?」

「はい、ありますよ」

車から降りて建物の中に入った。

少しりんごが並んでいたが、奥の部屋からも持ってきてくれた。

今年は量はともかく、質が問題だという。

前に取材したことがある。

2020年のことだ。

沢山のりんごを車に積んで蔵のことを聞いた。

「あの蔵は、カフェかなと思いましたが・・・?」

「泊まれるんですよ、中をみますか?」

いそいそと後に続いて蔵の中へ入った。

築130年だそうだ。

中に入ると木の温もりを感じ、漂う空気が柔らかだった。

 

<3年前の写真>

 

板の間にゴロリとしたくなる。

農業体験や海外の人も訪れるそうだ。

木に包まれているせいか、小窓だけなのに閉塞感がない。

その時、案内してくれた奥さんの話によると、

家族会議を開き、仕事の分担や色々な取り組みを話し合う。

「家族経営協定」まで結んでいるそうだ。

そして、話を聞いた翌日だった。

岩手日報を見て驚いた。

「全国果樹技術・経営コンクール」で最高賞の農林水産大臣賞を受賞!

安全安心を追求した特別栽培の実践。

家族みんなが働きやすい経営の実現に向けた取り組みが認められた。

岩手県庁で受賞の報告をしたという北田夫妻の記事。

そところが、そんな話は微塵も聞かなかった。

 

宿のことを息子さんに聞いてみると、

最近は、海外の方も泊まりにくるそうで、

1週間や10日の長期滞在が多いそうだ。

 

りんごを見せてもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

りんごジュースも買った。

息子さんから詳しく聞いたのに品種を覚えていない。

前に会ったのはお母さんだったが、

どちらも丁寧に説明してくれた。

メモ帳を忘れたせいもあるが、

近頃、どうもカタカナが弱い。

明るく丁寧に話してくれる。

りんごへの想いは相当なもののようだ。

分かりやすくていつまでも聞いていたくなる。

3年前も含めて御礼を言って帰った。

笑顔に見送られた。

 

 

家の中でりんごを見ていると、早速食べたくなった。

歯応え、快い酸味を追いかける自然でほのかな甘み。

美味しい~

「これぞりんご」とひとりにんまり。

 

 

りんごジュースも飲んでみた。

う~ん、美味しい。

爽やかな酸味とりんごらしい甘味のバランスがいい!

朝、起きて飲んだら心地良い一日の始まりになりそうだ。

 

 

テーブルのりんごに興味津々だったルハン君。

しばらくして窓の結露を見に行った。

寒くなると彼は結露の番。

雪が降り出すといつまでも見ている。

まだ長い毛になっていないので寒そうだ。

 

 

たくさん買ってきたが、りんごもジュースもすぐなくなりそうだ。

 

 

 

盛岡市黒川13-14

りんご工房きただ

 

 

 

 

 

 

 

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