盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
盛岡まち歩き
市外、県外から来た人向けのツアーに同行。
「岩手盛岡 南部鉄器「釜定」+巨匠建築ツアー」
始まりは盛岡の街を一望する20階建ての「マリオス」から。
鋳物で作られたトンボなどが広場の柱に。
でも気づく人も少ない。
盛岡駅の西口が開発される前は、国鉄の工場などがあった。
アトリウムにシンボルとして残されている。
Stephen Bishop - It Might Be You
<音楽が流れます、音量に注意>
盛岡駅から眺める街並み。
盛岡駅からすぐ北上川。
川沿いにカフェなどが並ぶ。
ランチは盛岡駅前の「ぴょんぴょん舎」さんへ。
勿論、盛岡冷麺。
初めての人は、食べ始めは、おっかなびっくり。
でも皆さん口々に「美味しい~」
初めて盛岡冷麺を食べる人には、
「ぴょんぴょん舎」がいいかもしれない。
さて、喉越しすっきりして、まち歩き。
ランチの後は建物の見学。
菜園に丹下健三氏設計のビルがあったとは・・・
知らなかった。
次は岩手大学へ。
旧高等農林の建物。
あの宮沢賢治さんも学んだ。
イチョウの葉の絨毯の上に、賢治さんのオブジェも。
別の門に行くとリスがいて大騒ぎ。
次は旧石井県令邸。
ここは外観だけ。
紅葉した蔦が美しい。
続々と入って行く人達を見ながら南昌荘も外観。
中津川に係る上の橋の方へ。
昔の消防団の屯所の番屋。
老舗白沢せんべい店でちよっと買い物。
南部せんべいの種類が豊富で、一枚ずつでも買える。
南部しぼりの草紫堂(そうしどう)。
中に入ったのは初めてだった。
盛岡の染め物も素敵だ。
茣蓙九(ござく)さんへ。
まだ現役で雑貨が並ぶ。
中庭も見せてもらえる。
ここが素晴らしい。
いよいよ南部鉄器の釜定さんへ。
この日のメイン。
皆はドキドキ。
特別に工房の中を見さてせもらった。
滅多に見られない工房。
貴重な体験だ。
見学の数日後、新聞報道。
三代目が「現代の名工」に選ばれた。
昔からの技法である「たたら製鉄」を研究。
明治以降途切れた鉄がさびにくくなる技術を復活。
国が認める卓越した技能。
淡々と古来の製法で南部鉄器を作り続けてきた。
作品のデザインにもその姿勢が現れているのだと思った。
凄い!
また盛岡の素敵が一つ増えた。