盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
目覚めて毛布の温もりが心地良い。
もう、そんな季節。
市内をあちこち駆け巡り、あっという間に夕方。
陽も短くなってきた。
いつ行ったか思い出せない「すずめ」に向かった。
大将は元気だろうか?
盛岡市の八幡町。
昭和の頃、とても賑わっていた歓楽街。
路地裏の赤提灯もだいぶ少なくなった。
小雨降る通りは一層淋しく見える。
久し振りのお好み焼き、鉄板焼き「すずめ」。
Miss Luna Special Piero Piccioni
帰るお客さんとすれ違いに暖簾を潜った。
一歩中に入れば昭和の世界。
これが落ち着く。
「すずめ」の名の由来はこうだ。
栃木県の宇都宮の南に雀宮駅がある。
居酒屋、スポーツ店、ディサービスから医院まで「すずめ」という名前。
地図には「雀神社」もあった。
ここが先代の奥さんの出身地。
先代は、お客さんに「腹いっぱい食べて欲しい」
そんな思いでお好み焼き屋を始めたそうだ。
後を継いだ大将が厨房から出て来た。。
「お~ 久し振りですね~」
「ご無沙汰でした。涼しくなったので来ました。」
どちらかと言うと、とっつきにくい感じだが、よく話す。
笑うと可愛らしい。
コロナが5類になったものの、まだまだ大変らしい。
今年の夏は7月からこの間まで暑くて、
厨房は熱がこもり何度か熱中症になりそうだったという。
お盆の頃に盛岡八幡宮でイベントがあり、
出店し、何枚も焼き続け疲れ果てたそうだ。
まずはホットウーロン。
お好み焼きは海鮮ミックス。
すずめでは自分のお好みで焼く。
今日はビジュアル的にはいまいち。
でも中は上出来、ふんわりして美味しかった。
ラム焼き。
ジンギスカンもそうだが、もやしとよく合う。
くせもなく美味しい。
〆は、豚焼きそば
「すずめ」では、お客さんが焼く。
好きに焼きたい派なので、ほっとかれる方がいい。
どうして鉄板だと美味しくなるんだろう~
食べ終えて残りのウーロン茶を飲んでいた。
しまった、焼きそばの写真撮らなかった!
それで、だいぶ前の写真。
外の通りに出ると雨は止んでいた。
肌寒い。
家に帰ってPCを開く。
ニュース北海道の旭岳では初雪。
残すところカレンダーも3枚。
さて、ひと仕事しよう~
盛岡市八幡町
お好み焼き、鉄板焼き「すずめ」