盛岡食いしん爺日記

<音楽が流れます、音量に注意>

 

 

 

紺屋町の造り酒屋「菊の司」が鉄パイプに囲まれていた。

今は雫石町に移転し酒造りをしている。

紺屋町の建物は、しばらく形を残していたが取り壊されるようだ。

この辺りの景観を作ってきた建物。

「街は生きている、そして人が創る」と思っている。

姿を変えていくもので仕方がないのだろう。

でも通るたび、切ない思いがよぎる。

 

数年前の秋祭りの頃、取材させてもらったことがある。

「杜氏の方に話を聴くうちに杯に並々と注がれる日本酒が眼に浮かぶ」

などと雑誌に書いてあった。

薄暗くひんやりとした奥の方まで見せてもらった。

今でもしっかり記憶している。

あれから数年、自分も変わったところがあるかもしれない。

 

 

 

 

【Cañizares Guitar Solo】 Andaluza - Enrique Granados

 

 

その日は久々に会う人と夕飯。

矢巾町の「スープカレーハウスしっぽ矢巾店」のリクエスト。

私は三度目。

 

 

 

 

その日もメニューを見ては悩む。

 

 

店主の女性は岩手では珍しいスープカレーの専門店の花巻のしっぽで修業。

矢巾町に店を構えた。

明るく自然な接客がいい。

店内に流れる音楽はいつも星野源。

 

 

一緒の人は「チキン野菜カレー」。

トッピングにカボチャコロッケでご飯は少なめ。

そうそう、ご飯を減らすと、

カレーに入っている野菜を一つ足すことができる。

美味しそうなナスが二つ。

 

 

「お先に~」

と食べ始めた。

辛さのランクは二人とも一番低くした。

 

 

漂ういい香り。

以前、あまり食欲がない時に来て、ガツガツ食べたことを思い出した。

ご飯をスープに浸し「美味しい!」とご機嫌。

 

 

お~来た来た!

「キーマチキン」

トッピングにソーセージと矢巾町産のズッキーニ。

 

 

ズッキーニは素揚げで、瑞々しい。

採れたては美味しい。

ジャガイモ、紫キャベツ、ニンジン、ゆでたまご。

キーマとライスを混ぜて食べる。

気がつけは二人とも食べることに集中。

 

 

チキンの皮はカリカリ。

中はやわらかい。

グリルドチキンは、これでミニ。

 

 

十数分間も黙々。

残りも少なくなって、

「何も話さないで食べてたなあ~」

と笑いあう。

特製のスリランカ産スパイスを使い深い味わい。

素材も厳選しているようで、一つ一つの野菜もご飯も美味しい。

ジャガイモは北海道美瑛町」からで、米は岩手県産ひとめぼれらしい。

 

入った時、お客さんは一組がいて入れ違いに帰って行った。

今見まわすと店内には三組。

「みんなは楽しそうに話して食べてるなあ~」

と言うから、また二人で大笑い。

別れ際に言われた。

「久し振りだっけど、相変わらずで変わりませんね~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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