盛岡食いしん爺日記
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先日、若園町で仕事。
帰りに寄った創業明治26年の和菓子屋「関口屋」。
「盛岡食いしん爺のもりおかじまん」という本の取材で行ったことがある。
突撃取材にも関わらず、四代目の奥さんが丁寧に話してくれた。
あの時、駄菓子の始まりを聞いた。
昔、寒い土地柄の工夫で、保存食として考えられた。
盛岡駄菓子と言われる豆銀糖、からめ餅、はっか糖やたんきりなどもあった。
それに関口屋と言えば「焼酎糖」。
中に砂糖を煮詰め焼酎なども入っているお菓子。
<写真・松本伸>
Four Strong Winds (2016 Remaster) · Neil Young
スタッフ数人で、一般のお客さんとして訪問。
取材の承諾を得て話を聞く。
後は好きに買い物して帰るという取材。
ここは前から行きたい店だった。
<写真・松本伸>
その日、「関口屋」で見つけたチーズケーキ。
盛岡食いしん爺の好奇心をくすぐる~
ほかにたんきりも買った。
仕事が一段落して珈琲時間。
買ってきたチーズケーキ。
きめ細かく、ふんわりでしっとり。
とても食べやすく、飽きのこない感じ。
これは続けて2、3個いける。
老舗も挑戦し続け進化しているんだなあ~
自分も足踏みしてばかりではいられない。
たんきり。
いんげんが入っていた。
固めの食感を想像していたが、しっとりとした歯ごたえ。
いんげんの風味を感じて美味しい。
もっと買ってくればよかった~
4月から5月にかけて「紺屋町界隈スタンプラリー」が開催された。
2020、2021年と休んだが昨年はミニ開催で、今年はフル。
スタンプ帳を参加店で買い、各店を巡る。
可愛いと評判のスタンプを求めて多くの人が中津川を挟んで歩く。
ただのラリーではなく、テーマがある。
今回は「福のカミのいる町」。
約40年前、紺屋町界隈で開催された時、
図案を担当したのが美術家・染色家の福田隆さん。
その後途絶えて復活して11回目。
今の制作は「紙町銅版画工房」のカミチョーこと岩淵さん。
この二人をかけて「福のカミがいるスタンプラリーの町」。
テーマに因んだ特別なスタンプも制作。
ルールには店に入る時「こんにちは」と挨拶も。
しっかりとしたコンセプトがある。
色々なことが戻ってきた。
来年はスタンプ帳を買うつもり。
盛岡は、ニューヨークタイムスでとり上げられる前からまち歩きのまちだ。
などと、チーズケーキとたんきりを食べながら思った日。
https://twitter.com/konyacho_kaiwai