盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意>
夏の高校野球の県予選が始まった。
盛岡は雨の日が続く。
週末、ある方と打合せを兼ねて夕飯。
上田の「むら八」へ。
駐車場はなんとか1台空いていた。
入ると3組が待っていた。
一緒の人顔を見あわせたが待つことに。
Stelvio Cipriani - Mary's Theme
仕事のことを話しているうちに席が空いた。
メニューを見て迷う。
その日は「海の日」で連休最後。
三日間、殆ど雨。
「海の日特別メニュー、かきでおなじみ菅原拓雄さんより厳選入荷!!」
「お決まりですか?」
「迷いましたが、これで」と特別メニューを指差した。
向かいに座る方は二種のとんかつ。
色々話していると、二種のとんかつが運ばれてきた。
舘が森アーク牧場、もうひとつの名前を忘れてしまった。
確か県北の豚だったと思う。
「それぞれ違う味だなあ~」
「しっかりとした肉の旨味がいい」
などと言う。
「ニラ玉厚焼き玉子」を頼んで分けた。
ニラ、ネギとレンコンも入っていた。
しっとりとした玉子とレンコンの食感。
美味しい~
海の日の特別メニュー。
豪華だ!
まずは狐色に揚がったエビフライから。
続いてトンカツ。
プリプリとした海老。
トンカツの脂身の甘さ、これが好きなんだなあ~
キャベツはおかわり自由。
どっさりと置いてくれる。
さて、うに丼!
夏だ~
むら八自慢の春の牡蠣フライ。
三陸から届く、大ぶりでとてもミルキーな味。
今年は牡蠣フライをたっぷり味わった。
送り主の菅原さんという方の雲丹。
山葵の入った小皿に醤油をたらし、主役にのせた。
食いしん爺のテンションはマックス!
これは美味しい~
向かいの視線を無視して食べ続け、
殆どなくなってから顔を上げ「美味しい~」と言った。
「だろうね~」と複雑な笑み。
残りのトンカツにソースと擦りごまをたっぷり。
向かいの人が言った。
「いつ頃までだったかな?」
「小さなすり鉢にゴマ、可愛い棒で擦りながらトンカツを待ったよね~」
今は、ゴマの入った小さな容器を回して擦る。
懐かしい~
すっかり忘れていた。
100円で茶碗蒸しも頼んでいた。
残念ながら残りは1個だった。
互いに譲り合い、最終的に私は身を引いた。
美味しそうだった。
味噌汁は、ふ海苔が入っていた。
ご飯と味噌汁もお代わりできる。
しかし、近頃はせいぜいキャベツのお代わりぐらい。
近くのテーブルの二人の若者。
ご飯、キャベツとお代わり。
凄い勢いで食べている。
昔を思い出すなあ~
辺りを見回すと、家族連れが多い。
三世代のテーブルも。
海の日を含め三連休は雨降りだった。
ならばと美味しい物を食べに来たのだろう。
あちこちのテーブルでも笑顔が溢れ、
みんな楽しそうに箸を動かしている。
席が空くと、また子供連れが入ってくる。
スタッフもにこやかに接客。
店の中を見回してなんだか、こっちまで嬉しくなってきた。
ここは子供からお年寄りまで楽しめる場所なんだなあ~
なるほど雨が続いているが、「ハレの日の陽食屋 むら八」。