盛岡食いしん爺日記
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ちょっと久しぶりの花巻。
まずは茶寮かだんへ。
花巻も雪がない。
冬の茶寮かだんは、
例年であれば雪景色を暖かい部屋から眺める。
そうすると、冬もいいものだと、思う。
そんな場所だ。
ところが今年は春も近い様な景色。
Xuefei Yang - Manhã de Carnaval by Luiz Bonfá
オーナーの一ノ倉さんの依頼で制作した本。
限定300部だが、もう三分の一はなくなったそうだ。
茶寮かだんに届けてまだひと月。
遠くから訪れた人に見て欲しいものだ。
色々と一ノ倉さんと話した後は、
ちよっと小腹がすいたのでピザを頼んだ。
奥さんの手作りの生地。
彩りよく、薄いので巻いて食べられる。
美味しい~
ここに来るようになって食べた記憶がある。
数年ぶりだ。
茶寮かだんがオープンしたとSNSで知り、訪ねた。
その時、結霜硝子の美しさや
細かなところまで贅を尽くした建物に驚いた。
あれから花巻に来たときは、
殆どよっている。
およそ百年前、
旧橋本家別邸として病弱な奥さんのために建てられた。
橋本家は宮沢賢治と親交があり、
賢治が庭の花壇を設計した。
当時の橋本家の隆盛がしのばれる。
一時、朽ちかけたが、一ノ倉さんが復元。
見事に茶寮かだんとして蘇った。
テレビでも全国放送され、
訪れた人はも昨年で9千人超。
国内は九州や関西からも。
海外からの人も訪ねて来る。
そして珈琲はゲイシャ。
スペシャルな香りを楽しみ、
フルーティーな風味を味わう。
次は雪が降ったら来てみよう。