盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意>
<盛岡市カフェレストラン 瑠奈>
The Way We Were - Lucy Thomas
今日も快晴、雲一つもない。
午前中の仕事が終わった。
少し歩いた盛岡の街。
材木町の歩道に紅白の梅。
今のところ紅が優勢だ。
四季桜も咲いていた。
3月の上旬、花びらに雪が積もっていた。
今は一斉に咲く。
4月1日土曜日。
春の到来を告げる材木町の「よ市」が始まる。
賑やかになりそうだ。
詰めかけた人達も見つけてくれるだろう。
次は中津川の方で用事を済ませ、少し散歩。
橋を東に渡ると、旧岩手銀行やまだ現役の盛岡信用金庫もある。
中津川縁は、枯れ草から薄い緑になっていた。
歩く人やベンチに座る人たちが活き活きと見える。
北国の街、盛岡も春。
もっと歩き回りたいが仕事がある。
コンビニに寄り、あまり陽が当たらない事務所へ。
パソコンに向かったり、
電話で打合せしたり、
合間に荷造りもしなくては。
4月に引越し。
夕方に打合せが入ったが、ご飯を食べながらになった。
時々くる「カフェレストラン 瑠奈」へ。
ゆったりとした席の配置。
昼も夜も落ち着いて食事ができるし、話すにもいい場所。
「瑠奈」の創業は昭和54年。
喫茶店から始まり、今ではメニューも豊富なカフェレストランになった。
セットのサラダ。
沢山の野菜、ご飯は自分の田圃でとれる米。
コンソメスープ。
一緒の人はカツカレー。
ここで初めて食べるそうだ。
「たまには、色々と食べてみたくなる」
とこっちの様子を覗き込む様な視線。
早池峰三元豚のトンカツ。
口にして、「甘い豚肉だぁ~」
早池峰三元豚のしっかりとした肉質と甘味は知っている。
それだけに食べてみたくなる。
カツカレーを追いかける様に目の前に置かれた「オムバーグ」。
向かいの人の視線に負けて、
メニューから初めて食べるものを選んだ。
瑠奈のハンバーグは、つなぎもなく肉の旨味を存分に味わえる。
それがオムレツと一緒の皿にのる。
そこにたっぷりのソース。
フォーク、スプーンが忙しい。
飲む様に食べてしまう。
2人で話していて、
美味しい料理も仕事もバランスが大切だと意見が一致。
ご飯も肉もまろやかにしてくれる。
卵は魔法だ。
帰り際、打合せの相手が言った。
「美味しい物を食べながらだと、いつも順調に進みますね」
さあ、帰って残りの仕事をしよう。
やる気に満ちた帰り道。