盛岡食いしん爺日記
<音楽が流れます、音量に注意してください。>
りんご畑の中のカフェ「mi cafe(ミ カフェ)」からの盛岡の街と岩手山。
ミカフェは、りんごの樹が並ぶ丘の中腹にある。
春霞だ。
一日の寒暖差のほかに、
冷気に籠っていた樹々の芽や草花が
一斉に動き出し、
大気に水分を放つことも関係するという。
雪の下から顔を出した草は、もう萌黄色。
The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring • May It Be • Enya
今年も始まった。
清々しい空。
これだけでも来たかいがある。
春を探しながらゆっくりカフェへと歩く。
窓際の席へ案内された。
「今年も始まりましたね。」と言うと、
「おかげさまで、また今年もよろしくお願いします。」
奥さんも娘さんも待ちかねた春に輝いて見える。
陽射しが心地良い。
3月3日から再開したりんごの丘の中腹にあるカフェ「ミ・カフェ」。
楽しみに来たお目当ての「miパフェ」。
下に玄米フレーク、クリームチーズ、紅玉ジャム、
ほしりんご、りんごジャム、ソフトクリームなども。
私には丁度よいサイズ。
眼下に広がるりんご園でとれた自家製のりんごを使う。
ビジュアルもいい。
あ~
美味しい!
奥さんや娘さんとのお話も久し振り。
木の葉の形のアップルパイ。
中にはりんごがびっしり。
カフェは春を待ちかねた人で賑わっていた。
帰りに奥さんと少し立ち話。
鹿は、可愛らしい顔をしているものの、
柵を飛び越え畑を荒らすそうだ。
昨年のりんごの収穫にもかなり被害にあったという。
自然の中でりんごなど作物を育むことは大変だ。
当たり前の様に食べている美味しいスイーツ。
作り手の苦労と想いを胸に刻んだ春めいた日の午後。