Oscar Peterson Trio - Waltz for Debby
<音楽が流れます、音量に注意>
気がつけば7月。
ある人から電話があった。
「自分の時間が欲しい」と言う。
やりたい事があり岩手に移住。
30代後半で、頑張り屋の働き盛り。
さすがに少し仕事を整理したい様だ。
盛岡で美味しい物でも食べながら、
ゆっくり話す事にした。
3月から週に3度は1万歩。
腕に万歩計をつけ、体育館でバドミントン。
まちを歩くと、どこまでも行けそうな気になる。
今日も午後からバドミントン。
早めにランチ。
昔の職場の近くにある「そば処 若園」へ。
早く行かないと混むし、身体を動かすのは1時から。
12時前には食べ終えたい。
好物の天ざるにした。
天つゆもついていくる。
そばには、わさびじゃない。
権八とも言う紅葉おろし。
途中で入れてピリッとしまった味を楽しむ。
小鉢もいい。
人気のそばは風味、のど越しもよく美味しい。
さらしな系で品のよい味。
午後の運動がなければ、もう1枚食べたいところ。
会計をしながら、少し世間話。
「ご馳走様でした。」
「いつもありがとうございます!」
出ようとするとサラリーマンが数人が入って来た。
座る前に始まる注文。
自分もそうだったなあ~
体育館に向かいながら、
今日も不気味な雲。
体育館に着くと中はサウナ状態。
バドミントンは窓を閉め切る。
何度も着替えた。
3時ごろ、ひと休みしていると叩きつけるような雨。
話し声もかき消すほど。
時折、雷も、
あっという間に園庭は池になり、道は川のようだった。
ある人が言った。
「昔の夕立とは違うなあ~」
5時ごろに外へ出た。
まだ少し雨が降り、あちこちに残る水たまり。
足元に小さな1枚の葉。
激しい雨と風で落ちてしまったのだろう。
軋む足腰で、しゃがみこむ。
葉の真ん中に水飴の様な雨粒。
水の玉は細かな石の粒を抱え込んでいた。
働き盛りの頃だったら見過ごしていただろう。
車に向かって歩くと担いだバックが重い。
ビニール袋に入れた何枚ものウェアは絞れそうだった。
それでも気分は爽快。
若園
〒020-0886 岩手県盛岡市若園町1−18