Renée Zellweger – Roxie
<音楽が流れます、音量に注意>
花巻からスタッフを乗せて盛岡へ帰る途中、紫波町の辺りで夕食の時間。
国道4号線から、昔懐かしい雰囲気の日詰の街に入った。
北の方にある「松竹」へ。
近くの公共駐車場から、数十メートル。
車を停めて丁度5時半、夕方の開店時間。
降りようとすると、向かいの外車から降りた人達がいた。
後を歩くと松竹に入った。
先に入った2人のテーブルにオムライスのセットとカツカレーのセット。
興味津々。
どちらにも小どんぶりの麺がついている。
冷風麺の様に見える。
メニューを見たが、そんなセットは見当たらない。
向かいに置かれた「ソースカツ丼」。
時々、無性に恋しくなる。
カツ1枚追加。
780円にプラス100円。
嬉しい価格!
サクサクしたカツ。
噛んでも豚肉を離さないころも。
キャベツ、カツと地元のひとめぼれのご飯。
三味を一体にするソース。
以前、カツを2枚追加したことも。
1枚、いただいた。
私は、味噌ラーメンにした。
松竹に来ると、ほぼソースカツ丼、たまにタンメン。
先に入った2人のテーブルを見ていたら、色々と食べたくなったのだ。
野菜の旨味がスープをまろやかにしている。
極細麺に絡んで美味しい味噌ラーメン。
前に若い大将から話を聞いた。
お祖父さんが、一関の松竹で修業してきたそうだ。
元々は縁戚とのこと。
その「松竹」は母の故郷、一関の駅前にある。
里帰りするとよく行ったものだ。
何度もソースカツ丼を食べたが、一関と日詰では味が違うと思う。
それぞれ代替わりしながら、少しずつ変わっていくのかもしれない。
大将が言った、
「あるお客さんが向こうは和風で、こっちは洋風と言われました」
なるほど、深く頷いた。
彼の話によると、
日詰の北側の通りは、「しわぎんざ」と呼ばれたそうだ。
飲食店が立ち並び賑わったらしい。
確かに今もこの辺りに、
洋食店2軒、鮨屋2軒、
松竹の向かいにもかわむら食道(堂を道と書く)などがある。
JR東北本線を挟んで西側にオガールなど新しい街が出来ているが、
日詰商店街や路地裏には色々な店がある。
昔、川運で栄えた古い街だ。
まだ入ったことのない店もある。
また、ゆっくり来てみたい。
御食事処 松竹