TRILOGY - The Daft Punk Experiment
<音楽が流れます、音量に注意>
9月11日、花巻祭2日目。
3年ぶりの開催。
当たり前に毎年あると思っていた祭り。
ないという事もあるのだと知った。
すでに会場に漂う熱気。
普段は静かな上町が熱い!
3年ぶりの人の波に心躍る。
子供たちは踊りだしそう。
双葉町を山車が通った。
花巻囃子が懐かしく聞こえる。
いよいよ陽が暮れ灯る篝火。
鹿踊り(ししおどり)が始まった。
例年だと昼にも県内の各団体が集まり、
見渡す限りの群舞となるが、今年は篝火の中。
それでも群衆は見惚れるばかり。
団体ごとに装束も踊りも違い、
見飽きない、あっという間の1時間。
通りに渦巻く拍手。
群舞が終わると拍手の中を各団体ごとに帰って行く。
見送って山車を待つ。
街の宵が華やぐ。
いつもは出店が連なり、
街じゅうが賑やかなのだが、
今年はテイクアウトのみ。
数カ所に固まってある屋台村に人々が群がっていた。
ちょっと淋しかったが、十分に祭り気分を楽しんだ。
お祭り好きの人と一緒に回っていたが、
途中ではぐれた。
携帯は便利だ。
嘉司屋の前で待ち合せ。
満面の笑みで跳ねる様にやって来た。
出汁巻き卵を食べながら、
「復活してよかった」と「来てよかった」。
今宵はビール気分の夜。
呑めないが祭りの余韻に酔いしれる。
向かいは、おろしの天そば。
早速食べ始めている。
どんどん食べている。
ふいに顔を上げ「美味しいです~」
こちらは大天ざる。
久し振りに嘉司屋に来たのと祭りで気分高揚で「大天ざる」。
大はざるにのって出てくる。
しっかりと固めの蕎麦で風味豊かなそば。
美味しい。
どうして蕎麦と天婦羅は相性がいいのだろう。
大盛りもあっという間に完食。
花巻駅近くの駐車場まで歩いた。
普段は早く閉まる店からも道端に溢れ出る賑やかな声。
提灯屋さんも開いてた。
やっぱり、祭りだ!
久し振りの熱気に包まれ、祭りの余韻が車の中に漂う。
途中、コンビニに寄った。
熱い珈琲を飲みながらひと息。
いい日だったと、しみじみ思う帰り道。
わんこそば・食事処 嘉司屋(かじや)
〒025-0088 岩手県花巻市東町2-19