魔女の宅急便 / Kiki’s Delivery Service - 久石 譲
<音楽が流れます、音量に注意>
3月上旬。
日も長くなり、少し緩んだ空気。
スキーに行こうか、
それとも白鳥にお別れをしに、
いやいや春を探しに行こうか、と迷う。
考えているうちに昼近くになった。
結局、ある人とランチをすることに。
盛岡の飯岡駅の近く、盛岡冷麺と焼肉のお店「龍泉」へ誘われた。
初めての店、特に焼肉&盛岡冷麺の店には、ワクワクしてしまう。
盛岡に長く暮らし、惹かれる食べ物になっている。
店の貼り紙の「黒毛和牛」に心踊る。
テーブルに着くと2人ともメニューと睨めっこ。
まず、ナムルの盛合わせ。
ごま油の香りと5種のナムル。
どれも美味しい。
食欲マックス!
斜め向かいに座った人は「冷麺 豚カルビ定食」
美味しそうだ。
こっちは「冷麺 和牛カルビ定食」。
もう眼が釘付け!
漆黒の鉄板が熱くなるのが待ち遠しい。
「よし!」
ジュワーと音が出る。
次々にのせる。
ひと切れでご飯がすすむが、盛岡冷麺も来る。
少し控えるが、ご飯の甘みと肉の甘い脂のハーモニーがたまらない。
胃袋が二つ欲しくなる。
豚と牛のカルビの競演!
どちらも柔らかく、和牛はとろけていく。
いったいどこへ消えたのだ・・・
「う~ん」と唸ると思いきり笑われた。
そこへ、来た!
このスープはとろみ系だ。
とろみの強いスープがしこしこの麺に纏わりつく。
かなりとろみがあるものの喉ごしがいい。
これは美味しい。
向かいの人が、「人気の店らしいですよ」。
深く頷いた。
まるで麺が繋がっているかのように、
息もつかず一気に冷麺を完食。
いいランチで食べ応え十分。
「食べた~」という気がするが、胃にもたれた感じはなし。
気がつくと店には2人だけ。
慌てて会計を済まし店を出ると準備中の札になっていた。
これは、夜にじっくり食べに来たい。
街中へ戻る途中、近郊を少しドライブ。
雪は溶け、小川に流れ込む。
サラサラと春の音。
山里を走ってみた。
春めいて心地良い。
いつの間にか、道の奥に紛れ込んでしまった。
雪が深い。
フル四駆にしても危うい感じだ。
迷わずバックして戻った。
資料が欲しいとメールが入り、街に戻った。
国道に出ると、北上川と岩手山。
3月に入ってはいるものの、一歩山里に入り込むと雪は深い。
早く仕事を片付けて、スキーに行こう。
まだまだ山は冬だろう。
今年は、北国の冬を楽しむ事が目標の一つ。
なんだか肉と盛岡冷麺で元気だ。
さあ、明日にでもスキーを担いで出かけよう。
美味しい物、素晴らしい雪景色、やる気に満ちている。